佐々木朗希、故障でも登板志願の姿勢を監督擁護「闘争心のある男」 今後は正直な説明願う「彼には学んでほしい」
米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でエンゼルスと対戦する。試合前にデーブ・ロバーツ監督が取材対応。負傷者リスト(IL)入りした佐々木朗希投手について「ロウキにとっていい学びの機会になった」と言及した。

ドジャース戦
米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でエンゼルスと対戦する。試合前にデーブ・ロバーツ監督が取材対応。負傷者リスト(IL)入りした佐々木朗希投手について「ロウキにとっていい学びの機会になった」と言及した。
試合前に会見したロバーツ監督は、佐々木が痛みを抱えながら登板を続けようとしていた理由を問われ、「彼はやっぱり闘争心のある男なんだと思う。彼はその場にいたかったんだ」と擁護。投手陣が調子を崩していたのを知っていて、自分なら対処できると思ったんだ」と離脱者の多いチーム事情を考慮しての選択だったことを強調し、こう続けた。
「だから、彼はそれを自分でなんとかできると感じた。でも、そのパフォーマンスに現れ始めたんだ。球速のばらつきや不安定さが出てきて、それで彼自身がようやく我々に打ち明けてくれたんだ」
さらにコミュニケーションの問題があったか、もしあったとしたらどうやって改善できるか、という質問には「問題はロウキだけじゃなく、他の選手たちにもよくあることなんだが、自分がどう感じているかを我々に伝えてくれないことがよくあるんだ」と説明。今後は正直にやり取りすることを願った。
「コミュニケーションは双方向じゃないといけない。だから、我々には知らされていないことはわかりようがない。だから、彼には学んでほしいんだ。自分の状態を率直に伝えてくれれば、我々には選択肢があるってことを。うん、それはロウキにとって良い学びになったと思う」
佐々木は今季8試合で1勝1敗、防御率4.72。前回9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦は球速が150キロ台前半に留まり、5回途中5失点だった。13日(同14日)に右肩インピンジメント症候群で戦線離脱。復帰時期は未定でノースロー調整を続ける。
この日、大谷翔平投手は「1番・DH」で先発する。
(THE ANSWER編集部)