大谷15号HR球ゲット、警備員も驚く争奪戦で“負傷&出血”の代償も…「その価値があったよ」ご満悦 ジップロックで保管
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発。3回の好機で左翼席に2戦連発となる14号3ラン、さらに4回には2打席連発となる15号2ランを放った。これで年間55発ペースに上昇。15号のホームランボールをキャッチした男性ファンは出血の代償も負いながら争奪戦を制した。

本拠地アスレチックス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発。3回の好機で左翼席に2戦連発となる14号3ラン、さらに4回には2打席連発となる15号2ランを放った。これで年間55発ペースに上昇。15号のホームランボールをキャッチした男性ファンは出血の代償も負いながら争奪戦を制した。
衝撃の2打席連発に落下点はフィーバーとなった。大谷が放った特大の打球はセンター左寄りの客席で伸ばしたグラブをかすめ、階下のキッズエリアに転がっていった。20歳のカイル・ライトさんもセンター左寄りのホームランシートで見ていたが、ボールが下に落ちるのを見て、即座に階下へダッシュ。キッズエリアに転がっていたボールを掴んだ。
「彼が打った瞬間、センターに来るって分かった。だからすぐに階段を駆け下りたんだ。それで、ボールが落ちたのを見て、もう、それしか考えられなかった。とにかくボールに向かって行って、ゲットした」
その時に出血したというが、「その価値があったよ」とご満悦だ。「ああ、なんてこった。素晴らしいよ。ここでホームランを何度か捕ったことがあるんだけど、これは初めてのオオタニの球だ」と歓喜爆発した。近くにいた警備員によると、「数えきれないほどの人が殺到していた」といい、落下点は大混乱の様子だった。
ライトさんのホームランボールはなぜかジップロックに入れて保管されていた。「ああ、実はそうなんだ。ボールを保護するためにね。ポケットに入れると、ボールにたくさん汚れが付くから。これでボールが形を保てるようにしているんだ」と説明。「ああ、ここでホームランを10回ほど捕ったことがあるからね。でもこれが初めてのオオタニのものだ」と打ち明けた。
(THE ANSWER編集部)