敵地放送席から漏れた大谷13号の落胆「なぜこれほど危険か…」 完全試合男、出鼻くじく一発に脱帽
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回に13号先頭打者アーチを放った。試合は9-3でドジャースが勝利。大谷に被弾した敵地実況席では、2010年に完全試合を達成している解説のダラス・ブレイデン氏が「デーブ・ロバーツが彼を1番に配置している理由が分かるだろう」、豪快な一発に脱帽していた。

アスレチックス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回に13号先頭打者アーチを放った。試合は9-3でドジャースが勝利。大谷に被弾した敵地実況席では、2010年に完全試合を達成している解説のダラス・ブレイデン氏が「デーブ・ロバーツが彼を1番に配置している理由が分かるだろう」、豪快な一発に脱帽していた。
内角の難しいコースを難なくかっ飛ばした。初回先頭の第1打席で、大谷は相手先発のホグルンドが投じたカットボールを強振。打球は右翼席への豪快弾に。打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)で、試合開始から間もないドジャースタジアムを盛り上げた。
この時、敵地の実況席では思わず脱帽の声が上がっていた。米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」では、実況のジェニー・キャブナーさんが「オオタニの先頭打者弾で1-0ドジャースのリードです」と落胆気味に伝えた。
その後、アスレチックスのOBである“完全試合男”のブレイデン氏は「オオタニが早くも得点を挙げた。これが、なぜ彼がこれほどまでに危険なのか(の理由)だ。デーブ・ロバーツが彼を1番に配置している理由が分かるだろう」と淡々とコメント。古巣の出鼻をくじいた一発に脅威を感じていた。
これが大谷にとって通算15本目の先頭打者アーチ。4打数2安打1打点だった。盛り立てられた先発・山本由伸投手は6回4安打3失点で、今季5勝目を挙げている。
(THE ANSWER編集部)