井上尚弥戦の質問に嫌悪感「どうでもいい」「山ほど答えてきた」と一蹴 グッドマン、明日10か月ぶりの試合へ
ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)が、同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の快進撃に対する質問に対し、露骨に嫌悪感を示した。モンスターとの2度の対戦機会を逃し、次戦への調整を続ける中で「どうでもいい」「それに関する質問には山ほど答えてきた」と一蹴している。

グッドマンが井上戦に言及も…
ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)が、同級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の快進撃に対する質問に対し、露骨に嫌悪感を示した。モンスターとの2度の対戦機会を逃し、次戦への調整を続ける中で「どうでもいい」「それに関する質問には山ほど答えてきた」と一蹴している。
グッドマンは当初、昨年12月24日に有明アリーナで井上と対戦予定だったが、来日直前のスパーで左目上を裂傷。試合10日前に1か月後への延期が決まった。しかし、今年1月の練習中に左目上を再び負傷。対戦中止となり、井上は代役としてWBO11位キム・イェジュン(韓国)と戦った。
14日に約10か月ぶりの試合として、オーストラリアでのノンタイトル戦を予定しているグッドマン。オーストラリアの放送局「ABCニュース」のジャイ・マックアリスター記者のYouTubeチャンネルで「逃げたりすることなんでできない。もしそうしていたら、俺はここにはいないだろう。単純なことさ。単に仕事に戻り、やるべきことをやる。そして試合を楽しむ。そうやってきたんだ」と意気込んだ。
一方、WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(米国)との防衛戦で8回45秒TKO勝ちを収めた井上のパフォーマンスについては「どうでもいい。今言えることはこれだけだ」と早口できっぱり。「それに関する質問には山ほど答えてきた」と、嫌悪感を見せながら「俺は水曜夜に集中している。勝たなかったから無意味だろ。単純なことだ。俺がその試合を欲していることは皆分かっている。だが、まずは目の前の仕事だ」と言い切った。
(THE ANSWER編集部)