菅野智之、49年間でたった2人しかいない数値が発掘される もう1人も日本人、異次元の安定感を証明
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に先発し、大リーグでの自己最長となる7回1/3を投げ3安打1失点、5奪三振で降板。チームは4-1で快勝し、今季4勝目を挙げた。今季の防御率は2.72。大リーグ移籍から見せている安定感は直近49年間で2人しかいないレベルで、しかももう1人も日本人だという。

エンゼルス相手に7回1/3を3安打1失点…掘り起こされた名前とは
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に先発し、大リーグでの自己最長となる7回1/3を投げ3安打1失点、5奪三振で降板。チームは4-1で快勝し、今季4勝目を挙げた。今季の防御率は2.72。大リーグ移籍から見せている安定感は直近49年間で2人しかいないレベルで、しかももう1人も日本人だという。
オリオールズの地元紙「ボルチモア・サン」のマット・ワイリック記者は自身のXに「過去49シーズンのMLBの新人先発投手の中で、防御率3.00未満、与四球率2.0未満を記録したのはわずか2人」として、2人の日本人投手の名前をつづった。
トモユキ・スガノ(2025)
ショウタ・イマナガ(2024)
(8試合先発時点)
菅野はこの日、大リーグで初めて8回のマウンドに立ち、1死を奪ったところで降板した。93球を投げ無四球という快投だった。9イニングあたりの四球数を示す与四球率は1.55で、これはア・リーグ5位(現地9日現在)という優秀な数値だ。
今季オリオールズ入りした菅野が7回以上を投げるのは、4月17日(同18日)のガーディアンズ戦、23日(同24日)のナショナルズ戦に続き3度目。そのいずれもが無四球で、長いイニングをこなせる資質を存分に見せている。
(THE ANSWER編集部)