女子ゴルフ藤田かれん、今季メジャー初戦で暫定首位 「思い切って狙った」1打でイーグル奪取
ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯が8日に茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開幕した。プロ4年目の24歳・藤田かれん(ライク)は初日、2バーディー、1イーグル、ノーボギーの68で回り、4アンダーの暫定首位発進を決めた。18番パー5でのイーグル奪取を含む、安定した内容だった。

国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯が開幕
ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯が8日に茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で開幕した。プロ4年目の24歳・藤田かれん(ライク)は初日、2バーディー、1イーグル、ノーボギーの68で回り、4アンダーの暫定首位発進を決めた。18番パー5でのイーグル奪取を含む、安定した内容だった。
前半アウトは6番パー3でバーディーを奪った。35で折り返すと、後半インでは15番パー5でバーディー奪取。18番パー5では3番ウッドで放ったピンまで238ヤードの第2打を5メートルにつける好ショット。「ピンポジを見てたら、最初は刻む予定でしたが、乗るかなという可能性が高かったんで、思い切って狙いました。オーバーすることはないので、乗ったらラッキーぐらいで、いいところにクッションして、同じ段に止まってくれました」と振り返る会心のイーグルだった。
初日のプレーについては「攻めるところは攻めたんですけど、何回か奥にこぼしちゃったこともあって、ただセーブできたので、そこはよかった」と話すように、グリーンが硬く速い中でも、無理のないマネジメントでノーボギーを達成。戦略的にラウンドを組み立てた。
また、気負わずプレーできたことも好結果につながった。「ボギーが出る前提で今日はスタートして、気持ち的には楽だったので」と語るように、気持ちの余裕とフェアウェイキープ率の高さが安定感を生んだ。
この日は飛距離の伸長も大きな武器となった。最終18番ホールでの2オンは「最終ホールも昨年は乗らなかった。池に入るところで止まっている距離だったので、乗るという自信があるのは大きいです」と手応えを口にした。クラブセッティングとトレーニングの成果がプレーに直結している様子だった。
(THE ANSWER編集部)