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大谷翔平、女性レポーターを“涙目”にした光景 「エゴがない」「模範的存在」広がる米感動

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発し、5回に9号2ランを放った。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)という衝撃の一打だったが、それ以上に喜んだのが同僚キム・ヘソン内野手の活躍だ。ベンチで大はしゃぎしながら祝う姿に、ベンチ脇にいた女性レポーターは“涙目”の反応。米国のファンの間でも大きな話題となっている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

自分の本塁打よりもキム・ヘソンの初安打を祝福した大谷

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発し、5回に9号2ランを放った。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)という衝撃の一打だったが、それ以上に喜んだのが同僚キム・ヘソン内野手の活躍だ。ベンチで大はしゃぎしながら祝う姿に、ベンチ脇にいた女性レポーターは“涙目”の反応。米国のファンの間でも大きな話題となっている。

 ドジャース地元局「スポーツネットLA」でレポーターを務めるキルステン・ワトソンさんが投稿したのは、大谷の本塁打を称えるベンチの光景を、すぐわきから撮影した動画だ。大谷はナインの祝福の列を潜り抜けると、くるっと後ろを向き、直前に大リーグ初安打を放ったキム・ヘソンを待った。両手を上げてピョンピョン跳び、キム・ヘソンの頭を抱くとヘルメットをポンポン。何とも嬉しそうな表情を引き出している。

 チームの一体感を感じられる光景を、ワトソンさんは自身のインスタグラムに涙目のアイコンをつけて投稿。米カリフォルニア州地元ラジオ局「KLAC」のスポーツ専門インスタグラムも「ショウヘイ・オオタニが2ランを放つも、ヘソン・キムのメジャー初安打を祝福するために留まった」と題して拡散し、米国のファンから感動の言葉が並んだ。

「なんて素晴らしいチームメートなんだ!」
「品格に満ちているね」
「素晴らしい模範的存在。全てのチームメートが祝福している。エゴはどこにもないね」
「可愛すぎ」
「キムよかったね」

 大谷はキャンプからキム・ヘソンの動向を気にかけ、韓国語で声をかけるなどしてきた。代理人事務所が同じことから、キム・ヘソンのドジャース入り決定前にトレーニングを共にしたことも。同じアジアからの挑戦を見守っている。試合はドジャースが7-4で勝利した。

(THE ANSWER編集部)

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