大谷翔平に浴びた衝撃189.7キロ弾 サイ・ヤング右腕の後悔と謝罪「本塁打がなければ…申し訳ない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マイアミでのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5回に今季9号2ランを放った。右翼への弾丸アーチは打球速度117.9マイル(約189.7キロ)という今季大リーグ最速弾。2022年にはサイ・ヤング賞に輝いた実績もあるアルカンタラは試合後「本塁打がなければもっといい結果になっていた」と脱帽した。

大谷に今季大リーグ最速弾を浴びたアルカンタラ
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マイアミでのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5回に今季9号2ランを放った。右翼への弾丸アーチは打球速度117.9マイル(約189.7キロ)という今季大リーグ最速弾。2022年にはサイ・ヤング賞に輝いた実績もあるアルカンタラは試合後「本塁打がなければもっといい結果になっていた」と脱帽した。
大谷は5回無死二塁で打席に入ると、2022年にはサイ・ヤング賞に輝いた右腕アルカンタラが投じた97.7マイル(約157キロ)の直球を捉えた。打球はあっという間に右翼席へ。打球速度117.9マイルという今季大リーグ最速の本塁打で、滞空時間はわずか3.68秒という弾丸ライナー。飛距離は386フィート(約117.6メートル)。アルカンタラからは4月29日(同30日)の試合に続く、今季2本目の本塁打となった。
試合は7-4でドジャースの勝利。マーリンズの地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・フロリダ」は試合後番組で、アルカンタラの言葉を紹介した。
被弾を「本塁打がなければもっといい結果になっていたから、申し訳なく思う」と悔いると、5回を6安打5失点、4奪三振という結果について「今日は(前の登板よりも)ずっと良かった。真ん中への球を減らせばもっと良かったはずだ」と振り返った。
前回登板もドジャース戦だったが、その時より感覚は良かったという。「より積極的に投げることができた。チャンスを作らせないように心掛けた。でも、本塁打を打たれた2球がなければもっといい結果になっていたはずだから、申し訳なく思う」と、重ねてチームへの謝罪を並べた。
大谷はこの日4打数1安打2打点。打率.292、OPS.984としている。
(THE ANSWER編集部)