大谷9号HR→自分の結果より喜んだ同僚の第一歩 「見てください」米レポーター注目 本人は「いい思い出に」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に今季9号2ランを放った。右翼席へ飛び込む弾丸2ラン。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)で、サイ・ヤング賞に輝いた実績のあるアルカンタラから、前回対戦に続く一発となった。4打数1安打2打点1盗塁の活躍で、7-4の勝利に貢献。生還後のベンチでの振る舞いも注目された。

敵地マーリンズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に今季9号2ランを放った。右翼席へ飛び込む弾丸2ラン。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)で、サイ・ヤング賞に輝いた実績のあるアルカンタラから、前回対戦に続く一発となった。4打数1安打2打点1盗塁の活躍で、7-4の勝利に貢献。生還後のベンチでの振る舞いも注目された。
敵地マイアミが騒然となった。5回無死二塁の打席。相手右腕アルカンタラの97.7マイル(約157キロ)のシンカーを捉え、打球は右翼席へ飛び込んだ。ライナー性の打球は速度117.9マイル、飛距離386フィート(約117.6メートル)。滞空時間は3.68秒という弾丸ライナーで、アルカンタラからは4月29日(同30日)の試合に続く、今季2本目のホームランとなった。
ベンチに戻って仲間の祝福を受けた大谷は最後に振り返ると、自身の打席の直前にメジャー初安打を放って一緒にベンチに戻ってきたキムヘソンをぴょんぴょん跳ねながら迎え、両手でヘルメットを鷲掴みにして喜んだ。第一歩を踏み出したキムヘソンも、満面の笑みだった。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継内で、レポーターのキルステン・ワトソンさんは「ショウヘイを見てください。振り返ってピョンピョン跳ねながら喜んでヘソンを迎えていました。彼らはキムが大好きのようです。スペシャルな関係性ですよね。メジャー初安打を祝福できたことは最高だったでしょう」と紹介。チームのムードの良さを伝えていた。
キムヘソンはこの日4打数2安打1打点と活躍。試合後、「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継インタビューでは「戻ってきたら本塁打を打った大谷選手が祝ってくれて本当に嬉しかった。いい思い出になります」と喜んでいた。
(THE ANSWER編集部)