朗希初勝利の裏で…ド軍打線が露呈した課題 大谷翔平から並ぶ「3-2-3-2-2-0-0-0-0」8HRでたった11打点の原因
米大リーグのドジャースは3日(日本時間4日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に10-3で快勝。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手も3回に8号決勝ソロを放つなど3安打の活躍を見せた。ただ本塁打に比して目立つのが、打点が11しかないこと。この日のドジャースのボックススコアを見ると、その理由が透けて見える。

ドジャースのボックススコアに現れた大きな課題
米大リーグのドジャースは3日(日本時間4日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に10-3で快勝。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手も3回に8号決勝ソロを放つなど3安打の活躍を見せた。ただ本塁打に比して目立つのが、打点が11しかないこと。この日のドジャースのボックススコアを見ると、その理由が透けて見える。
降雨のため試合開始が3時間以上遅れ、午後10時21分プレーボールという異例の環境で行われたこの試合でも、ドジャース打線は活発だった。12安打を放ち、先発マウンドに上がった佐々木朗希投手を援護。大リーグ初勝利へと導いた。
1番を打つ大谷が3安打したのをはじめ、続くベッツは4回の適時二塁打など2安打。3番のフリーマンは午前1時を回った8回に3ランを放つなど3安打4打点。その後も4番のテオスカー・ヘルナンデスが2安打1打点、スミスが2安打1打点と並ぶ。
問題はそのあとだ。今季深刻な不振に陥っているマンシーは2打数無安打で打率.184、パヘスも一時の不振からは脱したものの、5打数無安打に終わった。以下新加入のコンフォートが5打数無安打、9番のテイラーも4打数無安打、3三振で打率.200という惨状だ。上位打線と鮮やかな対称形を描く。
この日、大谷は5打席に立ったが、走者を置いて迎えたケースは一度もなかった。8本塁打を放つ一方で打点が11しかない原因がここにありそうだ。一方で得点はナ・リーグトップの35。今季の大谷はこのまま「後続に返される人」としてシーズンを送るのだろうか。
(THE ANSWER編集部)