負傷者相次ぐド軍 山本由伸を襲った恐怖の瞬間に放送席も冷や汗「エースめがけて…」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地ブレーブス戦に先発し、6回1安打無失点の快投で2-1の勝利に貢献。今季4勝目を挙げた。2回には強烈なピッチャーライナーを好捕。ヒヤリとした一瞬に米実況席も「ヤマモトにとっては幸運だった」とホッとした様子を伝えている。

敵地ブレーブス戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地ブレーブス戦に先発し、6回1安打無失点の快投で2-1の勝利に貢献。今季4勝目を挙げた。2回には強烈なピッチャーライナーを好捕。ヒヤリとした一瞬に米実況席も「ヤマモトにとっては幸運だった」とホッとした様子を伝えている。
危機一髪だった。山本が2回先頭で対戦したのは5番マーフィー。カウント1-0から投じたシンカーを捉えられた。山本の顔面に向かった打球は、打球速度106.4マイル(約171キロ)の強烈なライナー。だが、山本は瞬時の反応でこれを好捕した。場内は騒然とする中、涼しげな顔で立ち上がった。
試合を中継した米スポーツ専門局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は「なんてことだ。ドジャースのエースに目がけて相当強く打ち返されました」と山本にあわや打球直撃という危ないシーンに言及した。
また、解説のエリック・キャロス氏も「打球速度は106.4マイル。そこにグラブがあったことが、ヤマモトにとっては幸運だった」とエースが無事であることに安堵した様子だった。6回2死まで相手打線を無安打に抑える見事な投球内容を披露した山本。ここまで7試合に登板し、4勝2敗、防御率0.90としている。
ドジャースはブレイク・スネル、タイラー・グラスノーら先発陣に加え、ブレイク・トライネン、マイケル・コペックら中継ぎ陣にも負傷者が出ている状況。エース級の活躍を続ける山本を襲ったライナーには、放送席も肝を冷やしていた。
(THE ANSWER編集部)