ド軍カーショーの登板が「満員じゃないなんて…」 マイナーで5回3失点粘投、復活へ一歩もファン複雑
昨オフに受けた左足親指と左膝半月板の手術からの復帰を目指す米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手がマイナーリーグで好投。空席も目立つスタジアムで投げるレジェンド左腕の姿に米ファンも注目している。

3Aオクラホマシティーでリハビリ登板
昨オフに受けた左足親指と左膝半月板の手術からの復帰を目指す米大リーグ・ドジャースのクレイトン・カーショー投手がマイナーリーグで好投。空席も目立つスタジアムで投げるレジェンド左腕の姿に米ファンも注目している。
まばらな観客が見守る中、巧みな変化球で相手打者を翻弄した。開幕を負傷者リスト(IL)入りして迎え、現在はマイナーリーグでリハビリ登板を行っているカーショーは、4月30日(日本時間5月1日)、傘下3A・オクラホマシティーで先発登板し、5回を投げ4安打3失点1四球4奪三振と粘投を見せた。チームの公式Xは「66球/44ストライク」と制球力が冴えわたったことを紹介している。
カーショーは今季2Aで1試合、3Aで2試合に登板。順調にリハビリ登板を続けている。ドジャースの投手陣では、同日に2年ぶりの登板となったゴンソリンが6回3失点の好投で復活の白星をあげたばかり。スネル、グラスノーの先発ローテ2人が離脱する中、カーショー復帰にかかる期待も大きい。
ドジャース一筋で3度のサイ・ヤング賞に輝いた37歳のマイナー登板は毎回注目を集めており、海外ファンからは「私の史上最高選手がゆっくりと私たちの元に戻ってきている」「カーショーが戻ってくるのを見るのが楽しみだ」「手ごろな価格で将来の殿堂入り選手が見られる?」など様々な反響が。一方で「ああ、彼の試合を観るのに、球場が満員じゃないなんて残念だ」といったマイナーでの登板の光景に複雑な心境をのぞかせる声もあった。
(THE ANSWER編集部)