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バレーSVリーグが謝罪、27日プレーオフでルール適用に誤り 抗議で混乱…1点足りないまま試合再開「皆様にご迷惑」

バレーボールの一般社団法人SVリーグは28日、27日に行った男子チャンピオンシップセミファイナル第3戦「サントリーサンバーズ大阪-ウルフドッグス名古屋」の試合中に、ルール適用に誤りがあったとして謝罪した。

27日チャンピオンシップでルール適用に誤りでSVリーグが謝罪(画像はイメージ)
27日チャンピオンシップでルール適用に誤りでSVリーグが謝罪(画像はイメージ)

サントリーとWD名古屋の1戦

 バレーボールの一般社団法人SVリーグは28日、27日に行った男子プレーオフ準決勝第3戦「サントリー-WD名古屋」の試合中、ルール適用に誤りがあったとして謝罪した。

 報道発表の中で「今回の事象が発生したことにより、当該クラブの皆様、ファンの皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。また事案の発覚後、事実確認を慎重に行っていたため、発表までに 時間を要したこともあわせてお詫び申し上げます。今後の再発防止に向け、競技運営面の改善を図ってまいります」としている。

 問題があったと認めたのは、サントリーがセットカウント2-1とリードして迎えた第4セット。サントリーが26-25とリードした場面で、WD名古屋からブロックタッチに関するチャレンジ要求があった。映像で確認の結果、サントリーの高橋藍にブロックタッチを確認。サントリーの26点目を取り消してWD名古屋に1点追加し、WD名古屋が26-25とリードした状況で再開しようとした。

 ここで混乱が起きた。会場内の大型ビジョンで判定映像を流した際、運用で定められていた該当箇所への丸印マーキングがなく、WD名古屋の選手がノータッチ判定と勘違いしレフェリーに詰め寄った。この際、水町泰杜にレッドカードが提示された。ペナルティとしてサントリーに1点とサービスが与えられる罰則が適用され、サントリーに26点目が与えられるはずだった。

 声明ではここで「レフェリーからスコアラーズテーブル(JURY・スコアラー・3rdレフェリー)に対して共有が無かったため見逃されてしまった。また、水町選手へレッドカードを提示した際に対象選手およびチームに対しての対話、説明が不足していたことでWD名古屋の選手のさらなる抗議を誘発することになった」と、試合運営上のミスを認めている。

 抗議に端を発した混乱の中で、名古屋にさらに1枚レッドカードが提示された。結果的に名古屋のチャレンジは成功したが、水町へのペナルティが見逃され、本来ならサントリー27-26名古屋で再開されるべきところを、26-26の同点で再開された。

 試合はその後、サントリーが2点を連取。セットカウント3-1で勝利している。

(THE ANSWER編集部)

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