「これは本当に起きたこと?」 米ファン騒然、9回走者なし投ゴロで…18秒後にサヨナラ決着の“怪現象”
米大リーグで滅多にない珍プレーが飛び出した。27日(日本時間28日)に行われたジャイアンツ―レンジャーズ戦、投手へのボテボテのゴロが放ったことをきっかけに、打者走者が本塁まで戻ってくる珍事で試合は決着。地元メディアも「リトルリーグのよう」と驚きを隠せなかった。

ジャイアンツ―レンジャーズ戦
米大リーグで滅多にない珍プレーが飛び出した。27日(日本時間28日)に行われたジャイアンツ―レンジャーズ戦、投手へのボテボテのゴロが放ったことをきっかけに、打者走者が本塁まで戻ってくる珍事で試合は決着。地元メディアも「リトルリーグのよう」と驚きを隠せなかった。
思わず目を疑う光景だった。2-2で迎えた9回、無死走者なしの場面。ジャイアンツ6番打者ラモスが、相手右腕ジャクソンの逃げるスライダーをなんとかバットの先に当てたが、三塁線寄りのボテボテのゴロに。素早く処理した投手のジャクソンが反転し、強引な体勢から一塁へ送ったが、これが大きく逸れて悪送球に。
ボールは右翼ファウルゾーンを転々。一塁を蹴った打者走者のラモスは快足を飛ばし、さらに二塁も蹴る。慌ててボールを追いかけた一塁手バーガーがファウルゾーンから三塁に送球したが、これが再び悪送球に。ラモスは悠々と本塁生還。記録は投手への内野安打と失策2つとなったが、まるで“サヨナラランニングホームラン”のような形で決着が付いた。
打ってから本塁生還まで18秒のドタバタ劇はX上で大反響。米地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」のジャイアンツ専門Xは該当シーンの映像を添え「エリオット・ラモスがリトルリーグのようなサヨナラホームラン」と驚きの反応で綴った。
現地ファンからも「小学校の女子ソフトボールを思い出させる」「おいおい、これは本当に起こったのか?(笑)」「ひっっっっどい守備だ」「嘘だろ、これを見逃しただなんて、本当に悔しい」などの声が上がり、騒然となった。
(THE ANSWER編集部)