シェブロン選手権

　米女子ゴルフのメジャー初戦・シェブロン選手権は27日（日本時間28日）、米テキサス州のカールトンウッズ・クラブ（6911ヤード、パー72）で最終日が行われた。首位で出た23歳の西郷真央（島津製作所）は3バーディー、5ボギーの74で回り、通算7アンダーで並んだ5人のプレーオフを1ホール目で制し、日本人5人目の海外メジャー制覇を達成した。表彰式ではこの大会では恒例となっている池へのダイブを敢行。会見ではまさかの服装で現れ、日本人ファンの間でひそかな話題になっている。

　まるでお風呂上がりのようだった。

　試合中や表彰式では黄色いウェアだったが、会見ではバスローブ姿。ウェアの上に羽織っていた。それもそのはず、優勝者である西郷は、18番グリーンの横にある「ポピーズ・ポンド」と呼ばれる池に飛び込む恒例行事に参加していた。おかげでびしょ濡れ。この“笑える代償”を払うためバスローブで会見に現れたようだ。

　中々お目にかかれないバスローブ会見にネット上のゴルフファンも注目。「飛び込むこと前提で表彰式バスローブなん面白い」「池ダイブでバスローブ着用　笑」「バスローブ着用はシェブロン選手権優勝者のお約束www！」「真央ちゃん風邪ひかんように」など笑いや気遣いのコメントが寄せられた。

　米女子プロゴルフ協会（LPGA）の記念撮影でもバスローブ姿でトロフィーを持ったり、自撮りしたりとそのままの格好。池ダイブの感想については「もうめっちゃ深くて溺れるかと思った」と笑っていた。