ロバーツ監督が「慣れていない」大谷翔平の姿 長引く不調脱却へ指摘した課題「頑張りすぎか…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の不振が続いている。「父親リスト」入りして一時離脱後は12打数1安打。打率.261、OPS.847まで下落した。デーブ・ロバーツ監督は「頑張りすぎているかもしれない」と指摘。不調脱却への課題を挙げた。

父親リストから復帰後12打数1安打と不振が続く
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の不振が続いている。「父親リスト」入りして一時離脱後は12打数1安打。打率.261、OPS.847まで下落した。デーブ・ロバーツ監督は「頑張りすぎているかもしれない」と指摘。不調脱却への課題を挙げた。
なかなか快音が響かない。18日(日本時間18日)に父親リスト入りし、同日から敵地レンジャーズ戦2試合を欠場した大谷。19日(同20日)にインスタグラムで第一子となる長女誕生を報告すると、翌20日(同21日)の同カードで復帰を果たした。しかし、復帰戦は3打数無安打。続く22日(同23日)の敵地カブス戦も4打数無安打に終わった。
23日(同24日)、敵地カブス戦の第2打席で右前打を放ち、ようやく“パパ初安打”を記録。しかしその後は凡退し、5打数1安打1三振だった。これで復帰後は12打数1安打。父親リスト入り前も合わせて、直近15試合では62打数14安打、7四球21三振で打率.226と成績が上がっていない。
米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式Xは、23日の試合後に取材に応じたロバーツ監督の映像を公開。数週間にわたって不調が続いている大谷の状況を「我々が慣れていないことだ」とした。続けて「わからないが、頑張りすぎているのかもしれない。四球もいくつかあったが、四球を選ぶ代わりに自らアウトになってしまっているところがある」と指摘した。
この日、6-7で迎えた6回2死二、三塁のチャンスでは内角高めのボール球に手を出し、遊飛に倒れた。ロバーツ監督は「スイングが大きすぎた。あそこは単打で十分だった。ショウヘイが打つ時は長打が出るチャンスではあるが、この(カブスとの)連戦、さらに復帰後初戦のテキサスでの試合でもスイングがアグレッシブすぎるところがある」と不調の一因を分析した。
24日(同25日)は本拠地に戻る移動日。ロバーツ監督は「我々みんなにとって良い時に休みがやってきた」とリフレッシュを願った。
(THE ANSWER編集部)