「5失点なのに」 3被弾降板の今永昇太、球場の光景に驚くド軍番記者に米ファン「彼がどれだけ…」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発。5回2/3を6安打5失点(自責2)の粘りの投球を見せたが、勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回にハップの右前打で11-10とサヨナラ勝ちを収めた。ドジャースの番記者は今永がイニング途中で降板した時の球場の光景に注目。「ありえない」と驚きを見せている。

本拠地ドジャース戦
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発。5回2/3を6安打5失点(自責2)の粘りの投球を見せたが、勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回にハップの右前打で11-10とサヨナラ勝ちを収めた。ドジャースの番記者は今永がイニング途中で降板した時の球場の光景に注目。「ありえない」と驚きを見せている。
今永は初回、三塁手のエラーで先頭・大谷の出塁を許すと、2死一、二塁からエドマンに先制3ランを被弾。その裏に味方が一挙5点の猛攻で逆転に成功した。2回と6回にもソロ本塁打で1点ずつ失ったが、粘りの投球で勝ち投手の権利を持ったまま6回途中で降板した。
その際、リグレーフィールドのカブスファンはスタンディングオベーションで今永を称えた。これに注目したのが、米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」のドジャース番ブレイク・ハリス記者。自身のXに「ショウタがリグレーで5失点した後でスタンディングオベーションを受けるなんてありえない」とつづった。
これには米ファンからも「風が強い中、このコンディションでドジャースを5点に抑えたのは見事だった」「彼がどれだけ愛されているか表している」「彼らにとってはワールドシリーズみたいなものだからね」「自責2だからね」など、粘り強い投球内容を評価する声が上がり、球場のファンの行動に同調した。
チームは今永降板後に失策も絡んで逆転を許したが、9回2死からアマヤが劇的な同点弾。延長10回にハップが右前打で決着をつけた。
(THE ANSWER編集部)