大谷翔平の“謝罪”に敵地放送局が注目「不満を口にしていたが…」 試合中に見せた行動を推察
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の敵地カブス戦に「1番・DH」で出場。7回の打席ではストライク判定に対し、思わずオーバー気味のジェスチャーで反応。球審に“謝罪”する姿に米中継局も注目していた。

敵地カブス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の敵地カブス戦に「1番・DH」で出場。7回の打席ではストライク判定に対し、思わずオーバー気味のジェスチャーで反応。球審に“謝罪”する姿に米中継局も注目していた。
7回無死一塁の場面で、この日4回目の打席が回ってきた大谷。カウント3-1からの5球目、低めへの変化球を見送った。四球と思い一塁に歩きかけたところで、球審はストライクの判定。バットを持ったまま、その場で思わずぴょんぴょんと跳ねると、振り返って球審に対して軽く手を上げて“謝罪”した。
中継した米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況席もこのシーンに注目。ストライクの判定が出された直後、実況は「スライダーがゾーンの下限に入りましたが、オオタニは四球だと思ったようです。球審に『恥をかかせるつもりはなかったです。すみません』と謝っているようです」と大谷の行動を推察した。
さらにリプレイが流れている最中も、実況は「最初は(判定に)不満を口にしていましたが、Sorry man (すみません)と謝っています」と伝えた。その後、大谷は6球目の変化球を見送って、四球で一塁へ。「トリプルプレーの可能性も生まれました」と実況を続けていた。
その後、ドジャースはベッツの四球で満塁とし、相手の失策などでこのイニング5得点を挙げて逆転。大乱戦に拍車をかけた。試合は9回に追いついたカブスが延長10回に得点し、11-10でサヨナラ勝ち。大谷は4打数無安打だった。
(THE ANSWER編集部)