大谷のために学んだ日本語「私はスカウトとして…」 獲得逃したGMが明かす裏話「いら立ちあった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の獲得をめぐる、他球団編成トップの動きが脚光を浴びている。大谷は2017年オフにメジャー初挑戦の球団としてエンゼルスを選択し、2023年オフには新天地としてドジャース入りを決断。二刀流の獲得はならなかったパドレスGMは出演したポッドキャスト番組で、当時覚えた日本語を披露するとともに「フラストレーションはあった」と回顧している。

米メディアが報道
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の獲得をめぐる、他球団編成トップの動きが脚光を浴びている。大谷は2017年オフにメジャー初挑戦の球団としてエンゼルスを選択し、2023年オフには新天地としてドジャース入りを決断。二刀流の獲得はならなかったパドレスGMは出演したポッドキャスト番組で、当時覚えた日本語を披露するとともに「フラストレーションはあった」と回顧している。
大谷の獲得に動いたというのは、パドレスのゼネラルマネジャー(GM)を務めるA.J.プレラー氏。今回、米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のポッドキャスト番組「THE SHOW」に出演した様子を、同紙のジョエル・シャーマン記者が自身のXで伝えた。
番組内で「ショウヘイ・オオタニをリクルートしたときの10分間の日本語は覚えてる?」と聞かれたプレラーGMは「私はGMのA.J.プレラーです。私はスカウトとして20年間にわたり…」と日本語を披露した。その後、当時を回顧。「面白いプロセスだった。何度かショウヘイ・オオタニを勧誘しようとしてね。結局彼を獲得できなくて、2回ともアナハイムとロサンゼルスに行ってしまって、フラストレーションはあったよ。今は球団として彼と戦わなければならない」と振り返った。
さらにプレラーGMは「数年前のトレード期限が迫っている時、フアン・ソトとショウヘイ・オオタニについて話し合っていた」とトレードでの獲得も検討していた述懐。「(FAまで)3年のフアンと2年のショウヘイ。どちらがパドレスにとってより大きなインパクトを与える可能性があるか議論していた」と2022年に2対6の大型トレードでソトを獲得した背景を回顧していた。
(THE ANSWER編集部)