今永昇太の“日本人らしい”異例の光景に米メディア感銘 敵地で「世代から世代に…素晴らしい」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発し、6回途中6安打5失点(自責2)。今季3勝目はならなかったが、今季最多の101球を投げるなど粘りの投球を見せた。現地中継では、パドレス戦で実現したダルビッシュ有投手との交流シーンに脚光。「素敵なことだと思いました」と伝えている。

遠征中に実現したダルビッシュとの交流に脚光
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ドジャース戦に先発し、6回途中6安打5失点(自責2)。今季3勝目はならなかったが、今季最多の101球を投げるなど粘りの投球を見せた。現地中継では、パドレス戦で実現したダルビッシュ有投手との交流シーンに脚光。「素敵なことだと思いました」と伝えている。
ドジャース戦を中継した米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」で取り上げられたのは、今永とダルビッシュが交流した場面だ。15日から敵地で3連戦に臨んだ際に再会。その会話内容を、レポーターのテイラー・マクレガーさんが明かした。
2人はグラウンド上で数分間談笑。メジャーで長年過ごしてきた大先輩ダルビッシュと対面した今永は、その場で球種に関するアドバイスを直々に求めたという。23年WBCでは同僚だった間柄。同局の公式Xでは、2人がキャッチボールをする映像も公開されていた。同じチームに所属していない者同士では異例だが、日本人メジャーリーガーの絆が光った。
「イマナガに何を話していたのか尋ねたところ、変化球にどうやってスピンをかけているか聞いたそうです。ダルビッシュは変化球を何種類も投げることで知られているのでアドバイスをもらったようです」
交流に興味を持ったマクレガーさんは、その光景に感銘。「これは素敵なことだと思いました。イマナガはダルビッシュに憧れて育ち、メジャーリーグで今、こうしてアドバイスをもらっています。彼らは次世代の日本人の野球選手のことを考えていて、将来はイマナガに憧れている選手が彼にアドバイスを求める日が来るかもしれませんね。世代から世代に受け継がれていく、素晴らしいことだと思いました」と声を大にして伝えていた。
(THE ANSWER編集部)