「孫に伝えなきゃ…」 “大谷2世”がカーショーから2打数2安打、注目対決に米興奮「クールだ」
米国で“大谷翔平2世”と呼ばれる逸材とドジャースのレジェンド左腕の対決が実現した。ロイヤルズ傘下の2Aノースウエスト・アーカンソーに所属するジャック・カグリオーン内野手は22日(日本時間23日)、ドジャーズ傘下タルサで調整登板したクレイトン・カーショー投手と対戦。メジャー通算212勝を誇る左腕から左翼線へ痛烈な二塁打を放つと、米ファンからは「頼むから昇格させてくれ」など、興奮の声があがっている。

ロイヤルズ傘下のカグリオーンがカーショーから痛烈二塁打
米国で“大谷翔平2世”と呼ばれる逸材とドジャースのレジェンド左腕の対決が実現した。ロイヤルズ傘下の2Aノースウエスト・アーカンソーに所属するジャック・カグリオーン内野手は22日(日本時間23日)、ドジャーズ傘下タルサで調整登板したクレイトン・カーショー投手と対戦。メジャー通算212勝を誇る左腕から左翼線へ痛烈な二塁打を放つと、米ファンからは「頼むから昇格させてくれ」など、興奮の声があがっている。
狙いすました一撃だった。「3番・一塁」で先発出場したカグリオーンは1点リードの初回、カウント2-2からの5球目を捉えた。流し打った打球が左翼深くへと転がると、悠々と二塁まで到達。続く3回の打席でもセンター前ヒットを放った。カーショーは3回を投げて4安打1失点で降板。注目の対決はカグリオーンに軍配が上がった。
マイナーリーグ公式Xが「カグスとカーショーが対戦したところを目撃したと孫に伝えなきゃ」と記すなど、米国内でも注目を集めた一戦。MLB公式サイトの若手有望株格付けコーナー「MLBパイプライン」の公式Xが「クレイトン・カーショー、ジャック・カグリオーンをご紹介 MLBのNo.20有望株が未来の殿堂入り選手から逆方向に二塁打を放つ」として動画を投稿すると、現地のファンも多数反応した。
「彼を昇格させろ!」
「頼むから昇格させてくれ!」
「とてもクールだ」
「他に何をする必要があるんだ?」
「ジャックが20位だと? なんて酷いリストだ」
「荷造りしろ。カンザスシティに向かう時だ」
22歳のカグリオーンは、米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍。米メディアから大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられた。昨夏のドラフト1巡目(全体6位)でロイヤルズに指名されると、今季から2Aに昇格し野手としてプレーしている。
一方、ドジャース一筋で3度のサイ・ヤング賞に輝いた37歳のカーショーは、オフに左足親指と左膝半月板を手術。負傷者リスト入りして開幕を迎え、現在はマイナーリーグでリハビリ登板を行っている。
(THE ANSWER編集部)