女子ゴルフ123戦目で待ちわびた光景「い、いかん涙が…」 週末18番H、盟友コンビの絆に感動の声
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスが熊本空港CC(6565ヤード、パー72)で20日まで行われ、22歳の佐久間朱莉(大東建託)が最終日に5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算11アンダーで悲願のツアー初優勝。何度も優勝争いを演じながら届かなかった栄冠。歓喜の瞬間を捉えたワンシーンは反響を呼び、盟友からの労いの抱擁シーンにネット上では感動の声で溢れた。

KKT杯バンテリンレディス
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスが熊本空港CC(6565ヤード、パー72)で20日まで行われ、22歳の佐久間朱莉(大東建託)が最終日に5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算11アンダーで悲願のツアー初優勝。何度も優勝争いを演じながら届かなかった栄冠。歓喜の瞬間を捉えたワンシーンは反響を呼び、盟友からの労いの抱擁シーンにネット上では感動の声で溢れた。
思わず涙がこぼれた。首位で迎えた最終18番パー5。第1打は右のバンカーへ入れたが、第2打はフェアウェーに刻み、第3打をピン右約4メートルに乗せた。安堵の笑みを浮かべてグリーンへ。バーディーパットは外したが、30センチほどのウィニングパットを決め、満面の笑みを浮かべながら両手で万歳ポーズ。両目から涙を落としながらキャディーや選手とハグを交わした。
最後は歓喜の瞬間を見届けていた桑木志帆と熱い抱擁。同じ2002年度生まれで、プロテスト合格も同期。仲のいい2人がハグした一連の動画を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式インスタグラムがアップすると、ファンから感動の声が続々と届き「桑木プロとの抱擁が 印象的でした」「桑木選手とのハグは涙うるうる」「い、いかん、また涙が……」などのコメントが並んだ。
佐久間は2021年6月のプロテストに合格。今季はこの試合前まで5試合でトップ10に2度入るなど、安定したパフォーマンスを続けていた。123試合目で遂に掴んだ栄光だった。
(THE ANSWER編集部)