[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

元ドジャース戦士が涙を堪え「僕が生涯望んでいたもの」 ロッカーで仲間から受けた祝福に感激

米大リーグのドジャースが、昨季限りで退団したブレント・ハニーウェル投手にワールドシリーズ制覇を記念したチャンピオンリングを贈呈した。遠征先のテキサスで、ロッカールームにジーンズ姿で登場したハニーウェルは記念ユニホームを着せられると、涙を堪えながら「大好きなんだ」「ありがとう」と“ドジャース愛”を語っている。

ブレント・ハニーウェル【写真:IMAGO /ZUMA Press Wire】
ブレント・ハニーウェル【写真:IMAGO /ZUMA Press Wire】

テキサスでロッカーに招かれたハニーウェルを待っていたのは…

 米大リーグのドジャースが、昨季限りで退団したブレント・ハニーウェル投手にワールドシリーズ制覇を記念したチャンピオンリングを贈呈した。遠征先のテキサスで、ロッカールームにジーンズ姿で登場したハニーウェルは記念ユニホームを着せられると、涙を堪えながら「大好きなんだ」「ありがとう」と“ドジャース愛”を語っている。

 ドジャースの公式インスタグラムが、感動の場面を動画で公開している。遠征先でドジャースのロッカーに招かれたハニーウェルへ、大きな青い箱に入ったチャンピオンリングが手渡された。ベシアはハニーウェルを呼び「これは当たり前のことだ。毎日、一緒に働いてきたよな。僕にとってとても特別なことだった。君はこれに値するよ。僕たち全員にとってもとても特別なもの。これを君にプレゼントするため、今日来てもらったんだ」とブルペンの絆を口にした。

 さらに主砲のフリーマンも「ブレント、プレーオフで君が何をしたかは言うまでもないと思う。特にナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第5戦での君は、野球界で最も無私無欲の行為として記憶されるだろう。僕はただただ、ありがとうと伝えたい。君が昨年やったことは素晴らしかったよ。とても感謝している」と語り、握手を求めた。

 ドジャースは昨年10月18日(日本時間19日)、メッツとのNLCS第5戦に6-12と大敗した。先発のフラハティが3回で早々に降板し、ハニーウェルはその後の4回2/3を4失点しながらも投げた。ここでリリーフを温存できたことが、続く第6戦での勝利と、ワールドシリーズ進出につながったとの見方がある。

 背番号「40」が金色であしらわれた、優勝記念のユニホームを着せられたハニーウェルは元チームメートの行動と言葉に感動した様子で、涙を堪えながらチーム愛を語った。

「君たちが一人でも欠けていたらできなかった。これは伝えておきたい。皆が助けてくれたんだ。もし必要なら180球でも投げるよ。構うものか。これは僕が生涯望んでいたものだ。野球が大好きで、試合が大好き。出会った人々が大好きだ。みんなを愛している。これ(チャンピオンリング)と君たちに感謝するよ」

 30歳のハニーウェルは、昨年7月にウェーバーを通ってパイレーツから移籍。ドジャースでは18試合に出場し防御率2.62の好成績を残した。リーグ優勝決定戦やワールドシリーズでもロングリリーフしたものの、オフにFAとなり退団していた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集