競馬ゴール直後に頭をひっぱたかれた騎手 敗戦とのWショックにファン爆笑「お茶噴いた」「もはや伝説」
競馬のG1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。過去には多くの名勝負が生まれたレース。22年前、大接戦を制した騎手が喜びのあまり、2着に競り落とした騎手にまさかの“ポカリ”。勝者と敗者のコントラストが分かれた場面を回顧した競馬ファンから「めっちゃ笑った」「何度見てもなぜ叩かれたか分からないwww」といった声が上がっている。

G1皐月賞
競馬のG1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。過去には多くの名勝負が生まれたレース。22年前、大接戦を制した騎手が喜びのあまり、2着に競り落とした騎手にまさかの“ポカリ”。勝者と敗者のコントラストが分かれた場面を回顧した競馬ファンから「めっちゃ笑った」「何度見てもなぜ叩かれたか分からないwww」といった声が上がっている。
事件は決着直後に起こった。小雨が降る中で行われた2003年の皐月賞。2番人気サクラプレジデント騎乗の田中勝春騎手(現調教師)は先行勢を見る絶好の位置取り。一方、1番人気ネオユニヴァースのミルコ・デムーロ騎手はその直後のインをピッタリ回って直線を向いた。坂下で先に抜け出したのはサクラプレジデント。これを、馬群を捌いて伸びてきたネオユニヴァースがインに潜り込み、最後は2頭の一騎打ち。ゴール板までもつれ込んだ壮絶な叩き合いは、ネオユニヴァースがわずかにアタマ差で制した。
外国人騎手として初めて日本のクラシックレースを勝ったデムーロは、大興奮でガッツポーズ。喜びのあまり、真横にいた田中のヘルメットを左手で思い切り引っぱたいた。
デムーロは後に、お互いの健闘を称え合おうとした行動だったことを明かしているが、過去のレース集などを見たネット上のファンは大爆笑。「皐月賞のレース見直してたら、ネオユニヴァースが勝ったレースでゴール後にミルコが勝春さんの頭叩いててめっちゃ笑った」「珍場面はもはや伝説」「モレイラと岩田のハイタッチの逆w 今なら過怠金取られそう」「しみじみ観てたら勝春を叩くミルコでお茶噴いた」「勝春調教師の頭のネジが吹き飛ぶ瞬間」「何度見てもなぜカッチーが叩かれたか分からないwww」といった声が上がっている。
2頭はともに前走でG2スプリングステークスを選択し、2番人気だったネオユニヴァースが1番人気のサクラプレジデントに勝ち、本番に臨んだ。今年の皐月賞出走予定馬で、前走スプリングSを勝ったのはピコチャンブラック。2着はフクノブルーレイクだった。この2頭による22年前の再現はあるのか。
(THE ANSWER編集部)