大谷翔平のHRで中継に映った大はしゃぎする超有名俳優 敵地で生んだ「いつもと違う」現象…開幕1か月で重ねた「6」
米大リーグ・ドジャ―スは、3月18日に東京ドームで今季開幕を迎えてから1か月が経過した。大谷翔平投手は、すでに6本塁打をマーク。「50本塁打&50盗塁」を達成した昨季を上回るペースを続けている。東京ドームで豪快な一発を放つなど、早くも記憶に残るシーンを作っている大谷。ここまでの本塁打を振り返る。

開幕から1か月、20試合で既に6本塁打
米大リーグ・ドジャ―スは、3月18日に東京ドームで今季開幕を迎えてから1か月が経過した。大谷翔平投手は、すでに6本塁打をマーク。「50本塁打&50盗塁」を達成した昨季を上回るペースを続けている。東京ドームで豪快な一発を放つなど、早くも記憶に残るシーンを作っている大谷。ここまでの本塁打を振り返る。
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〇東京Dの天井に直撃? 19日に今季1号
3月19日に東京ドームで行われたカブス戦。大谷は3点リードで迎えた5回1死の第3打席に大飛球を放った。ボールはフェンス最上部付近からグラウンドに戻ってきたが、二塁塁審は腕を回してホームランの判定。着弾から最終的な認定まで、およそ100秒かかった一発だった。
ネット上では大谷の打球の軌道を追った映像が拡散。それを見ると、高く上がった打球は東京ドーム右翼上部の屋根に当たって軌道が変わっているようにも見える。ギリギリ弾にファンからは「え?なら認定ホームランか 疑惑でもなんでもないな」「大谷のあの当たりであんなギリなもんなの?って思ってたけど天井当たってたのか 天井なければ特大やったね笑」などと驚きの声が上げられていた。
○3月27日、今季本拠地1号に超有名ハリウッド俳優も大喜び
3月27日(日本時間3月28日)のタイガース戦。4-3で迎えた7回2死走者なしの第4打席で、大谷は逆方向への2号を放った。米国では米スポーツ専門局「ESPN」で全国放送されていた一戦。球場では、世界的に有名な俳優トム・ハンクスが映し出された。スタンドで興奮気味に、周囲の観客と握手をしていた。
一ファンとして無邪気に喜ぶ大物の姿に、ネット上の日本人ファンも注目。「スター達がファン目線でめっちゃ喜んでるってのが凄いね」「大はしゃぎしてるトム・ハンクス可愛すぎて草」と話題となっていた。
○4月7日に敵地で4号、ラジオ司会者が気づいた「いつもと違う」現象
7日(日本時間8日)の敵地ナショナルズ戦。0-2で迎えた3回2死一塁の第2打席に右翼への同点2ランを放った大谷。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は「強烈な打球だ! 同点! 大谷の一撃で同点!」と絶叫した。
この一発に、米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」の司会者グラント・ポールセン氏は「彼の本塁打を見るのはいつもと違う感じがする。窓を閉めていても、音が違うんだ」と反応。球場に響き渡った快音が他の選手とは明らかに違うと注目されていた。
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大谷はここまで、80打数23安打で打率.288、8打点、6本塁打、5盗塁をマーク。本塁打と盗塁は昨年を超えるペースで記録している。例年、得意とするのは6月以降の夏場で、昨年は5月に7本塁打、6月に12本塁打を記録。7月こそ6本塁打にとどまったものの8月が12本、9月が10本と、自身初のシーズン50発へ加速していった。投打二刀流の復活も見据える今季、現在の成績を見れば上々のスタートを切ったと見てよさそうだ。
(THE ANSWER編集部)