「こんな場面は見たくない」 打球が審判の頭部へ直撃…球場騒然、MLB衝撃アクシデントに米震撼
米大リーグのツインズ―メッツ戦で戦慄のアクシデントが起きた。16日(日本時間17日)に行われた一戦で、打球が一塁審判の頭部に直撃。その場に転倒し球場が騒然となった場面に、監督や選手たちは「本当に恐ろしかった」と声を揃えている。

ツインズ―メッツ戦
米大リーグのツインズ―メッツ戦で戦慄のアクシデントが起きた。16日(日本時間17日)に行われた一戦で、打球が一塁塁審の頭部に直撃。その場に転倒し球場が騒然となった場面に、監督や選手たちは「本当に恐ろしかった」と声を揃えている。
現場が凍り付いた。7回1死の場面、メッツの7番打者テーラーがツインズ右腕バーランドの速球を捉える。打球は一塁線方向へのファウルライナーに。ここで思わぬ事態が発生。一塁塁審を務めたハンター・ウェンデルステッド氏の側頭部に打球が直撃し、その場で転倒。医療スタッフが駆け付け、応急処置を施されたウェンデルステッド氏は、スタッフに付き添われながらフィールドを後にした。
MLB公式サイトは、ウェンデルステッド氏の容体が安定している様子を伝え、MLB広報担当者による声明によれば「元気な様子だった」とのこと。
とはいえ、審判が命の危険に晒された瞬間は両チームの監督、選手に衝撃を与えた。メッツのメンドーサ監督が「こういう場面を見ると、本当に恐ろしい。ただ彼が無事で本当によかった。彼の回復を祈っている」とコメント。ツインズの一塁手フランスも「こんな場面は誰だって見たくない」と、恐怖の瞬間を振り返った。
(THE ANSWER編集部)