35歳ルーキー菅野智之の制球力を監督絶賛 メジャー2勝目の好投に喝采「ファンタスティックだ」
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は17日(日本時間18日)、本拠地ガーディアンズ戦に先発登板し、メジャー最長となる7回を投げ5安打2失点、3奪三振と好投。6-2の勝利に貢献し、今季2勝目を挙げた。安定した制球力を披露し、ブランドン・ハイド監督は「ファンタスティックだった」と称えた。

本拠地ガーディアンズ戦
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は17日(日本時間18日)、本拠地ガーディアンズ戦に先発登板し、メジャー最長となる7回を投げ5安打2失点、3奪三振と好投。6-2の勝利に貢献し、今季2勝目を挙げた。安定した制球力を披露し、ブランドン・ハイド監督は「ファンタスティックだった」と称えた。
メジャー移籍後、4試合目の先発登板となった菅野。初回、続く2回と立て続けに三者凡退に仕留める立ち上がりで球場を沸かせた。3回に2被弾したものの、打たせて取る投球で、その後は失点を許さず。打線の援護もあり、本拠地では初の勝利を手にした。
これでメジャー移籍後2勝目。大崩れしない35歳の制球力に指揮官も手放しで称えた。米メリーランド州地元局「MASN」の中継で、ハイド監督は「とても効率的な投球だった。緩急のつけ方がもの凄く良かった。変化球の制球力も抜群で、必要な時にストレートもしっかり投げられていた」と総括。「先発投手が投球数を抑えて、このくらい長く投げるのを見るのは良いものだよね。ファンタスティックだったよ」と、大絶賛した。
菅野は海外FAで巨人からオリオールズに加入。メジャー初登板だった現地3月30日のブルージェイズ戦は、両手のけいれんによるアクシデントで4回までで緊急降板。敗戦投手となったが、2度目の登板となった同5日の敵地ロイヤルズ戦で嬉しい初勝利を挙げていた。
(THE ANSWER編集部)