13年前の中山で生まれた“異次元ワープ”に蘇る衝撃 最後方から17頭撫で斬ったレースに「目を疑う」
競馬の牡馬クラシック第1弾・G1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。過去には多くの名勝負が生まれたレース。13年前、最後方にいたはずの馬が突如“ワープ”したかのような走りには、現在の競馬ファンからも「やべえ競馬してる」「目を疑う」といった衝撃の声が上がっている。

G1皐月賞
競馬の牡馬クラシック第1弾・G1皐月賞(芝2000メートル)は20日に中山競馬場で発走となる。過去には多くの名勝負が生まれたレース。13年前、最後方にいたはずの馬が突如“ワープ”したかのような走りには、現在の競馬ファンからも「やべえ競馬してる」「目を疑う」といった衝撃の声が上がっている。
いつの間にか先頭に立っていた。稍重、18頭立てで行われた2012年の皐月賞。前走の共同通信杯を勝ち、4番人気で臨んだゴールドシップ。スタートでダッシュがつかず、最後方で2コーナーを回った。先頭の馬が2番手以下を大きく引き離す流れの中、ゴールドシップの鞍上・内田博幸騎手は3コーナー手前から手綱をしごいて進撃を開始した。
馬場の内目が悪いと踏んだ後続勢は外を回す展開。大外に進路を取った人気のワールドエース、グランデッツァに目が行く中、最後方にいたはずのゴールドシップが内目を通って直線の坂下では3番手に浮上。力強い脚で先団を一気に飲み込むと、後続の追い上げを難なく封じてゴール板を駆け抜けた。
当時の競馬ファンが“ワープ”と称した驚異の進路取り。1990年代を席巻したオグリキャップに続く「芦毛の怪物」のレースぶりは大きな話題を呼んだが、そこから13年が経ち、映像を見た現代の競馬ファンにとっても衝撃的な内容だったようで、ネット上では「やべえ競馬してる」「目を疑う。 お前は最後方に近い場所にいた。 だが最終コーナー、回ってみれば3番手。 一体どうやって」「ゴールドシップの4コーナーから直線の走りは何度見ても素晴らしい、記憶に残るものですよね!」「異次元のワープ」「皐月賞といえば… ゴルシワープだよね」「何度見ても泣く」といった声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)