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角田裕毅が入賞の裏で…F1レッドブルの「大きな懸念事項」を元F1マネージャー指摘「理解していない」

自動車レースのF1は現地13日に第4戦バーレーングランプリ(GP)の決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(レッドブル)は9位入賞。昇格後初のポイントを獲得した。ただ、ピットでのトラブルなど、チームにおける多くの問題点が露呈。元F1チームマネージャーは「フェルスタッペンが普通のドライバーになる」と指摘している。

角田裕毅【写真:ロイター】
角田裕毅【写真:ロイター】

ピーター・ウィンザー氏がレッドブルの問題点を指摘

 自動車レースのF1は現地13日に第4戦バーレーングランプリ(GP)の決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(レッドブル)は9位入賞。昇格後初のポイントを獲得した。ただ、ピットでのトラブルなど、チームにおける多くの問題点が露呈。元F1チームマネージャーは「フェルスタッペンが普通のドライバーになる」と指摘している。

 角田は決勝を10番グリッドからスタート。11周終了後にピットインしたが、タイヤ交換が完了してもマシンの発進を促す信号の不具合で、時間を大幅にロスする結果となった。一方、同僚のフェルスタッペンもブレーキのトラブルやマシンバランスに苦戦。今季最低の6位フィニッシュと、満足のいく結果とはならなかった。

 元フェラーリのチームマネージャー、ピーター・ウィンザー氏は「キャメロンCC・ポッドキャスト」に出演。「エイドリアン(ニューウェイ)が去って以来、レッドブルにとって金曜日から日曜日の夜までマシンの状態が全く改善しない週末は初めてだ。これは大きな懸念事項であり、明らかに彼らはこの問題の本質を理解していない」と2025年の初めにチームを去ったエンジニアの穴を埋めることができていないと指摘した。

 また、ウィンザー氏は「マックスはどのドライバーとも違った方法でブレーキを使う」とフェルスタッペンの独特な技術を説明。そしてこうも語っている。「あの素晴らしいバランス感覚やブレーキペダルを踏む感覚を完全に失えば彼は普通のドライバーだ。ユウキ・ツノダとほとんど変わらない」。

 第5戦のサウジアラビアGPは現地18日に開幕する。レッドブルは次戦に向けてマシンを仕上げることができるだろうか。

(THE ANSWER編集部)



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