チーム公式Xが公開

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2way契約を結ぶ河村勇輝の流暢な英語に日本のトッププレーヤーも驚きを隠せないようだ。河村は13日（日本時間14日）、レギュラーシーズン最終戦の本拠地マーベリックス戦に途中出場。自己最多の12得点をマークし、勝利に貢献した。試合後、チーム公式SNSが公開した動画で見られた自然なやり取りに「こんなに英語上手くなる？」と仰天している。

　語学力の向上が止まらない。試合前にはファンと交流した河村。「初めまして！　調子はどう？」と気さくに声をかけた。試合中にはベンチから「いいぞ、良いフィニッシュだ！！」とチームを活性化。出場すれば「ヘイ、スクリーン！　スクリーン！」と大声を張り上げた。交代する際にはチームメートに「油断するなよ」と一言。ムードメーカーとしての役割を遂行していた。

　チームの公式Xは試合の前後まで河村に密着した映像を公開。文面で「ユウキ・カワムラのマイクアップ　マブス戦の勝利から」とつづった。すると日本のトッププレーヤー、千葉ジェッツの富樫勇樹が「半年ちょっとでこんなに英語上手くなる？　本当にすごいな」とX上で反応。今シーズンが開幕した10月からわずか半年での成長度合いに驚きを隠せない様子を見せた。

　河村はこの日“オーバーヘッド”のノールック背面パスを繰り出すなど、観客を沸かせるプレーを見せた。3ポイントシュートを3本決めるなど、キャリアハイの12得点。5アシスト5リバウンドも記録し、レギュラーシーズン最終戦で存在感を見せつけた。