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井上尚弥戦の「勝算は見えてない」 対戦約束した中谷潤人の感触「これから速さ、パワー上がる」

ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が14日、都内でWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨んだ。同級6位だったダビド・クエジャル(メキシコ)に3回3分4秒KO勝ちした2月24日の防衛戦を自ら解説。収録後に取材に応じ、来年春に東京D開催が期待される世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との一戦へ「勝算は見えていない」と現時点での感触を明かした。

収録後に取材に応じた中谷潤人【写真:澤田直人】
収録後に取材に応じた中谷潤人【写真:澤田直人】

中谷潤人がWOWOW収録に参加

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が14日、都内でWOWOWの「エキサイトマッチSP」のスペシャルゲストとして収録に臨んだ。同級6位だったダビド・クエジャル(メキシコ)に3回3分4秒KO勝ちした2月24日の防衛戦を自ら解説。収録後に取材に応じ、来年春に東京D開催が期待される世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との一戦へ「勝算は見えていない」と現時点での感触を明かした。

 早くも対戦機運が高まっている1年後の世紀の一戦。中谷は現時点で戦った場合の勝算を問われた。「まだ階級も違うので。まだ体づくりもしないといけない」と笑い、「勝つためにという勝算はまだ見えていない」と明かした。

「もちろん、これから体重を上げて体をつくっていく。そこで、よりプラスの部分が大きくなります。自分自身は階級が上がってもスピードも上がると感じていますし、パワーもつくっていくと思っているので、これからですね」

 井上戦までにスーパーバンタム級で調整試合に挟むのが理想プラン。「年4試合やりたい」と今年2月を含め、順調なら6月、秋、年末の4試合で経験を積み、新階級に適応した最高の流れでビッグマッチに進みたいところだ。

 勝算は「自ずとついてくるもの」と強調。「一戦、一戦を本当に大切にして、いいパフォーマンスをしていくことが自信にもなるし、自分の成長にも繋がっていく。まずは目先のことにしっかりやっていけたらなと思います」と成長を誓った。

 6月頃に計画される次戦はIBF王者・西田凌佑(六島)との統一戦が期待される。西田について「同じサウスポー。作戦の実行能力が高い。あまり自分からバランスを崩さず、相手を崩してコントロールする人。向き合わないとわからないですが」と印象を語った。

 収録内容が詰まった番組「エキサイトマッチSP『中谷潤人vsクエジャル』『那須川天心vsモロニー』」(WOWOWライブ&WOWOWオンデマンド)は、4月28日午後9時から放送される。

(THE ANSWER編集部)



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