F1角田を批判「馬鹿げたことだ」 マシン横腹に大穴のサインツ「彼は制御を失って接触したんだ」
自動車レースのF1は13日(日本時間14日未明)に第4戦バーレーングランプリ(GP)の決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(レッドブル)は9位入賞。昇格後初のポイントを獲得した。このレース中盤にはウィリアムズのカルロス・サインツと接触。サインツはリタイア時に無線で角田を批判する言葉を残したが、F1公式サイトはレース後のコメントを紹介している。

バーレーングランプリ
自動車レースのF1は13日(日本時間14日未明)に第4戦バーレーングランプリ(GP)の決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(レッドブル)は9位入賞。昇格後初のポイントを獲得した。このレース中盤にはウィリアムズのカルロス・サインツと接触。サインツはリタイア時に無線で角田を批判する言葉を残したが、F1公式サイトはレース後のコメントを紹介している。
角田とサインツは30周目に接触。不慮の事故と判断されておとがめなしとなり、サインツのマシーンはそのまま走行していたが、46周目に無線で「ユウキを調査するべきだ。彼がターン1を出るときに僕にやったことは本当に馬鹿げたことだったから」との言葉を残し、リタイアを選択した。サイドポンツーンには大きな穴が開いていた。
F1公式サイトは「サインツが”イライラ”したバーレーンGPのリタイアにつながったツノダとの一件を説明」との見出しをつけた記事でサインツのコメントを掲載した。「正直なところ、僕たちより速いマシンとレース中ずっと戦っていたんだ。でも、少しハードにプッシュしていたので、ついていこうとしてタイヤを消耗してしまい、少しフラストレーションが溜まった」とコメント。こうも続けている。
「そして、彼らについていこうとしている時に少しペースが落ちてしまった。ある地点でユウキとの競り合いで少し熱くなってしまった。ユウキがインを突いてきて、彼は第1コーナーの立ち上がりでリア(のコントロール)を失って僕と接触したんだ」
接触の影響については「そこでダメージを受けて、その後に車の半分がダメージを受けてしまったのでリタイアせざるを得なかった」とコメント。「残念だ。今年初めてポイントを獲得できそうだったから。でもペースが足りずにもう少し改善すべき点があり、正しい方向には向かっている」と話している。
「ペースを取り戻して、ポイント圏内に入るためにユウキをオーバーテイクしようとしたときに、このようなダメージを受けてしまった」と浮上を目指す中での接触。「クリーンな週末とは言えないが、求めていたものには近づいていると思う」と前を向いていた。
(THE ANSWER編集部)