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大谷翔平1号、騙された米国放送席「完全な特大弾だ!」 音も実況も…早とちりに「屋根に当たった?」

米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。今季1号ホームランを放ち、観客を熱狂させた。リプレー検証が行われ、場内は一瞬混乱。結果、判定は覆らなかった。

今季1号ホームランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:中戸川知世】
今季1号ホームランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:中戸川知世】

MLB 東京シリーズ by Guggenheim

 米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。今季1号ホームランを放ち、観客を熱狂させた。リプレー検証が行われ、場内は一瞬混乱。結果、判定は覆らなかった。

 3点リードで迎えた5回1死の第3打席。2番手右腕ピアーソンから右中間へ大飛球を放った。ボールはフェンス最上部付近からグラウンドに戻ってきたが、二塁塁審は腕を回してホームランの判定。大谷も手を突き上げて喜んだ。ただ、カブスのカウンセル監督がリプレー検証を要求。判定は変わらず、本塁打となった。着弾から最終的な認定まで、およそ100秒。ファンはどぎまぎする時間となった。

 米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席では、実況のジョー・デイビス氏が「完全なる特大弾だ! 右中間への打球は……フェンスに当たった! 大谷は二塁へ……本塁へ。ホームランです!」と混乱しながら伝えた。

 解説のエリック・キャロス氏は「打球はどこに当たったんだ!?」と困惑。デイビス氏は「打った瞬間は月まで行くかと思いましたが、屋根に当たったんでしょうか……」と驚き、「打った瞬間、間違いなく本塁打だと思ったけどなぁ。打球音と言い、君の実況と言い(笑)。まあ、まだ序盤戦だから」と、早とちりで「特大弾」と伝えたことにジョークが飛び出した。

 デイビス氏は「リタイアしなきゃ(笑)」と一度は“引退宣言”をしたが、判定は覆らず。「よし! 特大弾だと言った通りだろう!」と少し開き直った様子で胸を張っていた。

(THE ANSWER編集部)



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