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宇野昌磨、衝撃の世界新を海外メディア続々称賛「ユヅル・ハニュウの記録凌いだ」

フィギュアスケートの四大陸選手権は9日(日本時間10日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー世界最高となる197.36点をマーク。自己ベストの合計289.12点で大逆転Vを飾った。これまで世界の大舞台で優勝と無縁で、シルバーコレクターだった21歳の初のメジャータイトルとフリー最高得点記録について、海外メディアも「決定的な勝利」「ユヅル・ハニュウの記録を凌いだ」と速報している。

逆転で四大陸選手権を制した宇野昌磨【写真:AP】
逆転で四大陸選手権を制した宇野昌磨【写真:AP】

“羽生超え”の圧倒的演技を続々速報「決定的な勝利」

 フィギュアスケートの四大陸選手権は9日(日本時間10日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー世界最高となる197.36点をマーク。自己ベストの合計289.12点で大逆転Vを飾った。これまで世界の大舞台で優勝と無縁で、シルバーコレクターだった21歳の初のメジャータイトルとフリー最高得点記録について、海外メディアも「決定的な勝利」「ユヅル・ハニュウの記録を凌いだ」と速報している。


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 気迫のフリーで大逆転劇に成功した宇野。足首の故障を抱えながらも、4回転ジャンプを3本着氷させた。圧巻の4分間を舞い終えると、観客のスタンディングオベーションの中、リンクに膝をついた。四つん這いのような状態になり、およそ10秒間立ち上がることができない。それほど、すべてを出し尽くした4分間だった。

 叩き出したスコアは衝撃の197.36点。今季のグランプリ(GP)シリーズで五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)がマークした190.43点を上回るフリー世界最高点となった。圧巻のフリーで大逆転に成功した宇野の偉業を、海外メディアも速報。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「ショウマ・ウノが四大陸選手権を優勝で切り抜ける」と特集した。

 記事ではシルバーコレクター返上を伝えている。「これはウノにとって初のメジャー大会のタイトルとなる。彼は五輪銀メダリストで、世界選手権で2度の銀メダリスト。GPファイナルでは4度表彰台に立っているが、頂点は一度もなかった」と報じている。

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