開幕直前マイナー行き、ド軍韓国人ルーキーは「なぜ最強チームに…」 母国落胆&疑問「プライドはしわくちゃ」
米大リーグのドジャースは、18日からカブスとの開幕シリーズを東京ドームで戦う。その移動直前になってマイナー行きを通告されたのが今季新入団のキム・ヘソン内野手だ。韓国メディアはこの現実を、様々な角度から報道。「プライドはしわくちゃ」「なぜ最強チームに」などと伝えている。

ドジャースのキム・ヘソンは東京への移動直前にマイナー降格
米大リーグのドジャースは、18日からカブスとの開幕シリーズを東京ドームで戦う。その移動直前になってマイナー行きを通告されたのが今季新入団のキム・ヘソン内野手だ。韓国メディアはこの現実を、様々な角度から報道。「プライドはしわくちゃ」「なぜ最強チームに」などと伝えている。
キム・ヘソンはキャンプから本職の二塁だけでなく外野にも挑戦した。ただオープン戦では15試合で29打数6安打、打率.207の打撃不振。11日(日本時間12日)に3Aのオクラホマシティで開幕を迎えると決まった。東京での開幕シリーズに限って登録選手が26人から31人に増えるが、ここにも残れなかった。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「衝撃! 3月には生き残ったが…結局霧散した開幕エントリー入り」という記事でキム・ヘソンの現状を伝えた。キム・ヘソンの名前が東京の開幕戦メンバーになかったのは「予想通り」とし「安打を打ち始めるのが遅かったのが結局禍根だった」と、特にオープン戦序盤で、打撃を修正できなかったことに原因を求めている。
さらに「実際にマイナーリーグ行きが発表されるとショックが少なくない。KBOリーグ(通算)3割打者のプライドは完全にしわくちゃにされた。キム・ヘソンは打撃フォームまで全面的に修正し、開幕メジャーのために苦労したが通用しなかった」と報じた。
また「なぜ最強チームに行ったのか」という記事で、大リーグ移籍にあたってのチーム選択に疑問を呈したのが韓国紙「スポーツ東亜」だ。「結局懸念通りだ。米国に進出して最強戦力のチームを選んだキム・ヘソンは、ドジャースの厚いロースターを突き破れなかった」と伝えた。
続けて「キム・ヘソンがなぜ最強戦力のドジャースを選択したのかには疑問しかない。ドジャースのロースターはとても厚いからだ」。大谷翔平投手が2018年の大リーグ移籍時にエンゼルスを選んだのを引き合いに「(大谷は)当時、投打兼業を保証してくれたエンゼルスを選んだ。自分が望むことを保証してくれる安定したチームを選んだが、キム・ヘソンは非常に激しい競争のドジャースを選択し、結局マイナーで米国での初シーズンを始める」と嘆いている。
(THE ANSWER編集部)