高橋大輔「この人やべえ奴だ」「噂では聞いていた」 W主演のNEWS増田貴久が持つ“顔”に感銘
7月に横浜アリーナで開催される「氷艶 hyoen 2025 ―鏡紋の夜叉―」の記者発表会が12日、都内で行われた。バンクーバー五輪男子シングル銅メダリストで、アイスダンスでも活躍した高橋大輔さんと人気アイドルグループ「NEWS」の増田貴久がダブル主演。この日は堤幸彦監督、SUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN)も登壇した。高橋さんはほぼスケート未経験という相方・増田について「教えることはなかった」と大絶賛。増田がパフォーマンス中に見せるいくつもの“顔”については「この人やべえ奴だなと思った」と驚いている。

「氷艶 hyoen 2025 ―鏡紋の夜叉―」の記者発表会
7月に横浜アリーナで開催される「氷艶 hyoen 2025 ―鏡紋の夜叉―」の記者発表会が12日、都内で行われた。バンクーバー五輪男子シングル銅メダリストで、アイスダンスでも活躍した高橋大輔さんと人気アイドルグループ「NEWS」の増田貴久がダブル主演。この日は堤幸彦監督、SUGIZO(LUNA SEA/X JAPAN)も登壇した。高橋さんはほぼスケート未経験という相方・増田について「教えることはなかった」と大絶賛。増田がパフォーマンス中に見せるいくつもの“顔”については「この人やべえ奴だなと思った」と驚いている。
スポーツと日本文化を融合したアイスショー「氷艶」。高橋は過去3作全てに出演している。第4弾となる今作は「桃太郎」の原型となった「温羅(うら)伝説」を基にストーリーを展開。ダブル主演の相方となったのが増田だった。
スケート経験はドラマの撮影で1回だけと、ほぼ初心者。それでも高橋は「何も心配はない。教えることはなかった」と言い切る。ともに練習した時を振り返り、「めちゃくちゃ上手かったですよ。『ついてきてください』って言ったら同じスピードでついてきてくれた」と絶賛した。
高橋いわく、自身の性格は人見知り。「(増田が)グッと入ってきてくださって、ラフにしゃべってくれたので親しみやすかった」と感謝する。ただ、気さくな性格を持つ一方で、増田が見せるいくつもの“顔”には感銘を受けた。「パフォーマンスでは人が変わったようになると噂では聞いていた。生で体感して、別人だなと感じるくらいいろいろな顔になる。『この人やべえ奴だな、自分もやばくならなきゃな』ってヒヤヒヤしている」と笑顔で話した。
高橋は鬼の「温羅」、増田が桃太郎の元になった「吉備津彦(きびつひこ)」を演じる。何が正義で何が悪なのか――。舞台では互いの大義をぶつけ合う。「すごいものができるんじゃないかと思う。新たな化学反応が生まれていくだろうと、わくわくが止まらない」と期待を膨らませた。
今作は7月5~7日に、横浜アリーナで全5公演を実施。ドラマや映画などで多くのヒット作を生み出してきた堤監督が演出を担い、音楽を手掛けるSUGIZOはスペシャルゲストアーティストとしても出演する。ほかにも06年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さん、18年平昌五輪男子シングル代表の田中刑事さんら豪華キャストが登場する。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)