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井上尚弥、5.4ラスベガスのカルデナス戦を正式発表「皆さんに素晴らしいショーを」 23KOの世界記録樹立へ、トップランク社「モンスターが米国を占領する」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、5月4日に米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級2位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行うと正式発表された。井上と共同プロモート契約を結び、主催する米興行大手・トップランク社が12日(日本時間13日)に発表。戦績は31歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。

世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:中戸川知世】
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥【写真:中戸川知世】

井上尚弥VSカルデナス

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、5月4日に米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級2位ラモン・カルデナス(米国)と防衛戦を行うと正式発表された。井上と共同プロモート契約を結び、主催する米興行大手・トップランク社が12日(日本時間13日)に発表。戦績は31歳の井上が29勝(26KO)、29歳のカルデナスが26勝(14KO)1敗。

 トップランク社は公式SNSを更新。井上がラスベガスの街に降り立った画像を公開した。文面では「モンスターが米国を占領する」と紹介。チケットは現地時間の13日午前10時に先行販売するという。

 井上は同社の発表を通じ「自分のキャリアを応援してくれる米国のファンに感謝します。ラスベガスのTモバイルアリーナでの試合はキャリアの一つのハイライトであり、観客の皆さんに素晴らしいショーを披露することを楽しみにしています」と感謝のコメント。「カルデナスは躊躇なく試合を受け入れたタフな相手であり、尊敬しています」と挑戦者に敬意を払った。

 カルデナスは「これは自分にとってかけがえのないものです。自分はずっと世界タイトルを懸けて戦うことを熱望してきたけど、全てのベルトを懸けて戦う機会を得られたことで夢が実現する」と感激。「この試合のオファーを受けた時、自分は即座に受け入れました。宝くじだとは言わないけど、誰もが認めるタイトルを狙えるチャンスを得たら断ることはできない。これは一生に一度のチャンスだ」と王座奪取を見据えた。

 井上は2021年6月以来、3度目となる本場ラスベガスに上陸。海外開催は5度目だ。日本人ボクサーが約2万人収容の大規模会場でメインイベントを務めるのは初めて。4度目の4団体同時防衛に成功すれば世界最多タイ記録。KO勝ちなら、元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)を超える歴代単独最多の世界戦23KOとなる。

 カルデナスはWBA2位のほか、IBF8位、WBO10位の世界ランカー。右構えのオーソドックススタイルだ。15年7月にプロデビュー。13戦目に初黒星を喫したが、以降は14連勝で井上戦を迎える。

 井上は今後の構想もビッグマッチ続きだ。あくまで暫定的だが、9月に元WBA&IBF統一王者で現WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と日本で対戦し、年末にサウジアラビアでWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)に5階級制覇を懸けて挑戦。さらに来年春、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)とスーパーバンタム級で対戦する計画が浮上している。

(THE ANSWER編集部)



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