「吉川に期待していないワケじゃない」 侍J井端監督、大砲集めたチームの潤滑油にニヤリ
野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日と京セラドーム大阪で強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦う。4日には両チームが大阪府堺市内のホテルで前日会見を行った。

オランダ戦前日会見…隣に座った吉川尚輝への期待とは
野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日と京セラドーム大阪で強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」を戦う。4日には両チームが大阪府堺市内のホテルで前日会見を行った。
日本は井端弘和監督と吉川尚輝内野手(巨人)、オランダはエバートヤン・トフーン監督とヤンキースなどでプレーし、大リーグ通算1077試合に出場しているディディ・グレゴリアス内野手が参加した。
井端監督は、2023年のワールド・ベースボール・クラシックでの戦いも踏まえて「勝ち上がるに連れて連打は望めない。準決勝や決勝を見ればホームランの得点しかない。優勝するには本塁打が不可欠」とし、今回のメンバーにも佐藤輝明内野手(阪神)や万波中正外野手(日本ハム)、細川成也外野手(中日)とNPBを代表するパワーヒッターを招集した。

ただ、一方では「吉川選手に期待していないわけじゃない」と隣に座る吉川のような、小回りのきく選手も欠かせないと見ている。
吉川は「まず僕の持ち味は守備からになると思う。守備から打撃につながるリズムを作っていければ」と自身の仕事は心得たもの。井端監督の現役時代のように、守備、走塁で渋い働きを見せられるか。
(THE ANSWER編集部)