ネリに殴られかけた日本人が挑発「楽しみにしとけよチビ」 当事者・亀田京之介「パンチ見えた」
ボクシングの元世界2階級制覇王者で、再起戦に臨むルイス・ネリ(メキシコ)の“乱闘未遂”が反響を呼んでいる。地元メキシコで22日(日本時間23日)に行われるWBA&WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(TMK)と試合を前にひと悶着。フェイスオフで殴り合い寸前となる事態が起こった。当事者の亀田は自身のSNSでネリを挑発。「勝負は見えた」と勝利を確信している。

現地22日の再起戦に臨むネリに対し…
ボクシングの元世界2階級制覇王者で、再起戦に臨むルイス・ネリ(メキシコ)の“乱闘未遂”が反響を呼んでいる。地元メキシコで22日(日本時間23日)に行われるWBA&WBO世界フェザー級15位の亀田京之介(TMK)と試合を前にひと悶着。フェイスオフで殴り合い寸前となる事態が起こった。当事者の亀田は自身のSNSでネリを挑発。「勝負は見えた」と勝利を確信している。
緊張感が漂った。カジュアルなウェア姿で額を突き合わせてにらみ合ったネリと亀田。すると、先にネリが亀田の顔面目がけて左の拳を振り、すかさず右の張り手を繰り出した。ともに空振りだったが、口元に巻いていたスカーフを外した亀田はスタッフの制止を振りきって左手で「来いよ」と挑発。それでも収まらない亀田は日本語で「そんなパンチ、俺に当たらん」と言い放ち、怒りの様子を見せた。
2人の乱闘未遂の様子は、ネリが所属するメキシコの大手プロモート会社「ザンファー・プロモーション」公式インスタグラムや、世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」公式Xが動画を公開。海外ファンからは「手に負えないな」「おぉぉ、狂ってるな」といった声が寄せられた。
亀田も自身のXを更新。「パンチも見えた 止まってれる俺に当てれなかった」(原文ママ)と当時の感触をつづった。その上で「もう勝負は見えた。楽しみにしとけよチビ」と挑発した。
昨年5月に東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に6回TKO負けしたネリは今回が再起戦。一方の亀田は昨年12月にアンジェロ・ベルトラン(フィリピン)に1回KO勝ちし、通算成績は20戦15勝(9KO)3敗2分け。試合は124ポンド(約56.2キロ)契約のノンタイトル10回戦で行われる。
(THE ANSWER編集部)