マラソン中継で「衝撃でした」 ゴール直前、青学大・若林の手の動きに熱視線、戦友は「記録より…」
陸上の別府大分毎日マラソンが2日、大分で行われ、初マラソンの青学大・若林宏樹(4年)が2時間6分7秒の日本学生新記録をマーク。日本人トップの2位に入った。フィニッシュ直前に見せたジェスチャーが話題となり、戦友も「衝撃でした」と記している。

別府大分毎日マラソン
陸上の別府大分毎日マラソンが2日、大分で行われ、初マラソンの青学大・若林宏樹(4年)が2時間6分7秒の日本学生新記録をマーク。日本人トップの2位に入った。フィニッシュ直前に見せたジェスチャーが話題となり、戦友も「衝撃でした」と記している。
喜びを爆発させた。若林は初マラソンながら終始先頭集団でレースを進め、36キロ過ぎにビンセント・キプチュンバ(ケニア)の仕掛けにも対応。40キロ過ぎには一時先頭に立ったものの、最後は苦しくなって再逆転を許した。先頭でゴールしたキプチュンバから遅れること6秒。最後まで追った若林はゴールテープを目前にしたところで、両手を口に当ててから投げキッスをすると、ゴール直後にトラック上に倒れ込んだ。
中継にも映った若林のジェスチャー。これには箱根駅伝で青学大の2年連続8度目の総合優勝の喜びを分かち合った主将の田中悠登も反応。一夜明けた3日に自身のXで「昨日の別大マラソン、若林が学生記録を更新したことよりも、あのシャイな若林が投げキッスしてゴールしたことの方が衝撃でした。投げキッスの伝統(?)もきっと後輩達が受け継いでくれると思います笑」とつづった。
これにはファンも同感だったようで「それめちゃくちゃ思いました!」「ほんと、ほんと!若様の投げキッス貴重です…」「私も驚きました!ラストだからこそ全ての方々への感謝なんだろうなーと思いました!」など手の動きに熱い視線が集まっていた。
青学大では、2023年の全日本大学駅伝のフィニッシュで田中が投げキッスをしてゴール。それに続いた前回の箱根駅伝では、アンカーの宇田川瞬矢もゴール直前に投げキッスをしていた。今回のレースで引退する若林のジェスチャーには「田中キャプテンから始まったこの伝統、きっと代々受け継がれていくのですね」「後輩くんたちももちろん受け継いでくれますよ!」「私もびっくりして、田中キャプテンへのメッセージかと思いました!」などと、微笑ましく見る向きも少なくなかった。
(THE ANSWER編集部)