神奈川VANGUARDSが車いすバスケ天皇杯3連覇 天皇陛下も拍手、MVP鳥海連志「3連覇に安心した」
車いすバスケットボールの天皇杯は2日、東京体育館で決勝が行われ、神奈川VANGUARDS(関東ブロック1位)が埼玉ライオンズ(東日本第2次予選1位)に61-41で3連覇を果たした。天覧試合となった50回目の日本一決定戦。MVPに輝いた2021年東京パラリンピック銀メダルの鳥海連志は「3連覇できて安心した」と振り返った。

第50回車いすバスケットボール天皇杯
車いすバスケットボールの天皇杯は2日、東京体育館で決勝が行われ、神奈川VANGUARDS(関東ブロック1位)が埼玉ライオンズ(東日本第2次予選1位)に61-41で3連覇を果たした。天覧試合となった50回目の日本一決定戦。MVPに輝いた2021年東京パラリンピック銀メダルの鳥海連志は「3連覇できて安心した」と振り返った。
昨年と同じ顔合わせとなった決勝は、神奈川が序盤のリードを守り抜いた。日本代表の高松義伸が26得点23リバウンドのダブルダブルで牽引。2019年まで11連覇した宮城MAX以来となる6チーム目の3連覇を達成した。ご観覧に訪れた天皇陛下も拍手で祝福。大会MVPには、東京パラリンピックでもMVPに輝いた鳥海が選ばれた。
鳥海は「3連覇できて安心しているけど、3ポイントシュートの確率など課題が残る内容だった。僕たちの大会にするという目標は実現できた」と喜び。主将の前田柊は「明確に各選手がそれぞれの役割を把握しながら取り組めた」と胸を張った。
(THE ANSWER編集部)