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762発ボンズが大谷翔平の二刀流に疑問「なぜ変える必要が?」 大絶賛するも…懸念点をキッパリ

米大リーグ史上最多の通算762本塁打を残したバリー・ボンズ氏は、昨季史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成したドジャース・大谷翔平投手のプレーをどう見ているのだろうか。米国のポッドキャスト番組に出演し、今後の見通しを語っている。「最高のプレーをするためには…」として、今後は指名打者(DH)への専念をすすめている。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

通算762本塁打のスラッガーは現在の大谷をどう見ている?

 米大リーグ史上最多の通算762本塁打を残したバリー・ボンズ氏は、昨季史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成したドジャース・大谷翔平投手のプレーをどう見ているのだろうか。米国のポッドキャスト番組に出演し、今後の見通しを語っている。「最高のプレーをするためには…」として、今後は指名打者(DH)への専念をすすめている。

 ボンズ氏は、ジャイアンツ時代の2001年にシーズン73本塁打の大リーグ記録を打ち立てるなど、強打の外野手として活躍した。米野球専門ポッドキャスト「ファウルテリトリー」に出演し、大谷について語っている。

「彼はいいね」と口火を切ったボンズ氏は、現在CEO特別補佐としてジャイアンツに籍を置く。そのため「ドジャースをずっと見ているわけにはいかないから。ジャイアンツを見ないと。そこで働いているからね」とするものの、大谷にはどうしても目がいってしまうという。「彼のことは見るよ。非常に才能ある選手だ。時代が違うよ」と、その働きに驚いている。

 ただ、投打二刀流をいつまで続けられるかという点には懐疑的だ。2023年の秋に右ひじ手術を受けてからリハビリを続けてきたが、今季は投手としての実戦復帰が予定される。ボンズ氏は「最高のプレーをするためにはDHでいる必要があると思うよ。(二刀流は)彼を疲れ果てさせてしまう。負担が大きすぎると思う」とキッパリ。昨季54本塁打、59盗塁を記録した現状を変える必要があるのかと言いたげだ。

「彼が今やっていること、チームにもたらしているものを見ると、なぜうまくいっていることを変える必要があるのかと思う」。その中で投手としての起用を模索するとすれば「救援投手として出てくるのはアリかもね」とする。

「彼はとても素晴らしく、球も速く、非常に優れたスライダーを持っている。スプリットや全てが素晴らしい。1、2イニングを投げるのはいいかもしれない。でも、やっていることをうまく維持しないといけない」。今後もライバル球団の一員として、大谷に注目していくことになりそうだ。

(THE ANSWER編集部)



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