戦力集中ドジャースに嫉妬「球界には最悪」 ライバルNY紙の皮肉とは「こんなこと言うなんて…」
米大リーグのドジャースが佐々木朗希投手と契約したのを受け、ドジャースへの戦力集中に批判的な声も上がっている。面談を行い、当初の移籍候補に含まれていたヤンキースやメッツのお膝元で発行する米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「ドジャースのロウキ・ササキを含むとんでもないほど充実したロースターは、野球界にとって最悪だ」という記事を掲載している。

「ドジャースは今や強すぎる」
米大リーグのドジャースが佐々木朗希投手と契約したのを受け、ドジャースへの戦力集中に批判的な声も上がっている。面談を行い、当初の移籍候補に含まれていたヤンキースやメッツのお膝元で発行する米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「ドジャースのロウキ・ササキを含むとんでもないほど充実したロースターは、野球界にとって最悪だ」という記事を掲載している。
大リーグ入りを目指していた佐々木は17日(日本時間18日)に、自身のインスタグラムでドジャースとの契約を発表した。現在23歳でいわゆる「25歳ルール」に引っかかるためマイナー契約となり、米複数メディアの報道によれば契約金は650万ドル(約10億1600万円)にすぎない。
「ニューヨーク・タイムズ」は、ジョン・ヘイマン記者の署名による「ドジャースのロウキ・ササキを含むとんでもないほど充実したロースターは、野球界にとって最悪だ」という記事で、戦力集中を強烈に皮肉っている。
「こんなことを言うとは思いもしなかった。だが、ドジャースは今や強すぎる」と、昨季ヤンキースとワールドシリーズを戦い、世界一に輝いた“宿敵”の強大化を嘆いた。「野球界の他の29チームは今、皆ドジャースを見上げており、そしてそのことを理解している。彼らはそれほど上にいて、それほど強いのだ」と嫉妬めいた様子だ。
さらに、来季は右肘の状態が回復した大谷翔平投手や佐々木が加わる見込みの投手陣について「ドジャースのロースターの大部分は、現在の野球界の偉人たちの名簿のようだ。ローテーションに関して言えば、まったくとんでもない」と評している。
(THE ANSWER編集部)