大坂なおみ途中棄権で無念の全豪敗退、またも腹部負傷 16強入りならず…場内から喝采浴びて去る
テニスの全豪オープン(OP)は17日、オーストラリア・メルボルンで女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング51位の大坂なおみは同294位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦。第1セットを6-7で落とすと腹部の負傷で途中棄権。16強入りを逃した。

全豪OP
テニスの全豪オープン(OP)は17日、オーストラリア・メルボルンで女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング51位の大坂なおみは同294位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦。第1セットを6-7で落とすと腹部の負傷で途中棄権。16強入りを逃した。
大坂は第1セットの第1ゲームでブレークされるも、すぐさまブレークバック。第4ゲームもブレークして優位に進めるも第9ゲームをブレークされた。直後、タイムを取って呼び込んだトレーナーとベンチで話し込むシーンも。腹部を押さえており、腹筋を負傷したとみられる。試合は続行したが、タイブレークにもつれた第1セットを6-7で落とすと、審判に棄権を申し出た。コートを去る際には観客から喝采を浴びた。
米専門局「テニスチャンネル」公式Xは「ナオミ・オオサカが腹部の負傷により棄権」と報道。大坂は全豪OPの前哨戦となるASBクラシックで準優勝。5日の決勝では腹部の負傷で棄権していた。
試合後、場内インタビューに応えたベンチッチは、「彼女のことを思うと残念だわ。第1セットの最後の方で苦しんでいるのが見えたから。こういう終わり方は理想的ではないわ。とても良い試合だと思っていたし、彼女が早く良くなって残りのシーズンでは活躍してほしい」と大坂へメッセージを送った。
(THE ANSWER編集部)