「スポーツ界の名珍場面総集編」―今季限りでの引退を表明しているフェルナンデスが公開した1枚にファン感動

　2018年も、もう残り1週間。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はフィギュアスケートだ。来年1月の欧州選手権（ミンスク）を最後に競技からの引退を表明した平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデス（スペイン）がインスタグラムを更新。同門の五輪連覇王者・羽生結弦（ANA）、“皇帝”エフゲニー・プルシェンコ氏（ロシア）らとの豪華な1枚を公開し、ファンを感動させた。

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　この1枚を豪華と言わずとして、なんと言おうか。羽生の両サイドには、フィリップ・キャンデロロ氏（フランス）と盟友フェルナンデス。中央にアレックスとマイアのシブタニ兄妹（米国）、エルビス・ストイコ氏（カナダ）、プルシェンコ氏、マリナ・アニシナ氏（ロシア）、グウェンダル・ペーゼラ氏（フランス）と新旧のレジェンドスケーターたちが、勢ぞろいしている。

　衣装姿の羽生は、キャンデロロ氏と、フェルナンデスと肩を組みながら白い歯を見せている。5月に神戸で行われたアイスショー直前の一コマで、全員が穏やかな笑みを携えているのが印象的だ。

　フェルナンデスは「数日後に私は伝説的なスケーター達と滑れたこの機会に感謝したいです！」とつづり、豪華メンバー勢ぞろいの1枚を公開。海外のファンからも「偉大なファミリー」「レジェンズ」「なんて素敵な写真、共有してくれてありがとう、皆レジェンドだ」「2018年春のベストショット」「なんて素晴らしいメンバー」と歓喜するコメントが相次いでいた。

　羽生は右足首の故障で全日本選手権は欠場したが、来年3月の世界選手権の代表に決定。一方で盟友のフェルナンデスは欧州選手権を最後に競技のリンクから去ることを決めた。時代は移り変わっても、スケーターたちの絆に変化はない。またこんな共演シーンを見られる日を楽しみにしたい。