時代に逆行の53HR、大谷翔平にNY記者すら称賛「彼には当てはまらない」 提案する最善の起用法は
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、伸び続ける記録は「53-56」に到達している。辛口で知られるニューヨーク地元紙の記者は、来季以降の起用法について、「彼は当てはまらない」と大谷の特徴を指摘している。
米記者「登板してほしいが…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、伸び続ける記録は「53-56」に到達している。辛口で知られるニューヨーク地元紙の記者は、来季以降の起用法について、「彼は当てはまらない」と大谷の特徴を指摘している。
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米MLB専門局「MLBネットワーク」公式Xは同局の番組「MLBナウ」の映像を公開。同局や米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」で記者を務めるジョエル・シャーマン氏が出演し、「物語の好きなコラムニストとしては再び登板してほしいですね。でも、将来的な最善の起用法は打者に専念することです」と指摘した。
シャーマン記者は「なぜなら、年々打撃は難しくなっているからです」と近年のトレンドを説明。「でも、それが彼には当てはまらないのです」と、50-50を達成し、打撃で歴史的な数値を残している大谷は時代に逆行していると指摘した。
大谷はDH専任ながらも圧倒的な活躍を見せており、今季ナ・リーグのMVP最有力候補とする米メディアも多い。そんな打撃とともに「ゴールドグラブ賞級の守備を加えられれば、二刀流をしているように感じられると思う」とシャーマン記者は提案。「50-50のゴールドグラブ賞野手になったらどうでしょう?」と語っていた。
エンゼルスで大谷を指揮したジョー・マドン元監督は、大谷に外野守備をやらせればゴールドグラブ賞も獲得できると、能力の高さについてたびたび米メディアに語っていた。シャーマン記者は大谷の野手転向の可能性を最大限残しておきたい考えのようで、「もし、投球を続ければ3度目のトミー・ジョン手術はどこかで不可避な気がする」「右翼手さえも出来なくなってしまうかもしれない」とも心配していた。
(THE ANSWER編集部)