大谷翔平残り10戦で迫る大記録「56」「116」「49」…注目の「50-50」だけじゃない偉業の数々とは
米大リーグ・ドジャースは18日(日本時間19日)のマーリンズ戦を終え、レギュラーシーズン残り10試合となった。今季は打者に専念している大谷翔平投手には、期待される記録がいくつもある。中でも特に注目されるのが、かつて誰も達成したことのない年間50本塁打&50盗塁(50-50)だ。本塁打数で残り2本、盗塁数であと1個と、達成目前に迫っている。
ドジャースは残り10試合
米大リーグ・ドジャースは18日(日本時間19日)のマーリンズ戦を終え、レギュラーシーズン残り10試合となった。今季は打者に専念している大谷翔平投手には、期待される記録がいくつもある。中でも特に注目されるのが、かつて誰も達成したことのない年間50本塁打&50盗塁(50-50)だ。本塁打数で残り2本、盗塁数であと1個と、達成目前に迫っている。
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大谷は18日(同19日)のマーリンズ戦で、初回に二盗に成功。今季49盗塁目とした。さらに前日には右翼席へ豪快な48号2ランをかっ飛ばしており、一歩ずつ偉業に近づいている。「40-40」ですら大谷を含めて史上6人しかいないが、「50-50」となれば正に前人未到だ。
仮に大谷が50本塁打に到達すれば、ドジャースの球団記録も更新することになる。現在の48本は歴代2位タイ。49号が出れば2001年のショーン・グリーンに並ぶ。なお、指名打者としては06年にデビッド・オルティス(レッドソックス)が記録した47本を抜き、既にMLB史上最多となっている。
偉大な日本人2人の記録にも近づいている。50盗塁となれば、日本人選手では2001年のイチローが記録した56盗塁に続き2人目の大台。残り10試合で記録更新は簡単ではないが、どれだけ近づけるか。また、現在の110打点も日本人歴代2位。2005年の松井秀喜が記録した116まで残り6としている。50本塁打を達成すればこの記録の更新もあり得そうだ。
ドジャースは地区優勝へのマジックナンバーを「7」としている。大谷がポストシーズンに出場するとなれば初めてのこと。弾みをつけるためにも、残り10試合の好成績が期待される。
(THE ANSWER編集部)