22戦無敗男が尻もちダウン! 元PFP最強王者カネロが判定勝ちで3団体ベルト防衛、米記者は圧倒ぶりに困惑
ボクシングのWBAスーパー・WBC・WBO世界スーパーミドル級王者の“カネロ”ことサウル・アルバレスが14日(日本時間15日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで3団体防衛戦を行い、22戦無敗のエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)に3-0の判定勝ちした。戦績は34歳のカネロが62勝(39KO)2敗、27歳のベルランガが22勝(17KO)1敗。
スーパーミドル級タイトルマッチ
ボクシングのWBAスーパー・WBC・WBO世界スーパーミドル級王者の“カネロ”ことサウル・アルバレスが14日(日本時間15日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで3団体防衛戦を行い、22戦無敗のエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)に3-0の判定勝ちした。戦績は34歳のカネロが62勝(39KO)2敗、27歳のベルランガが22勝(17KO)1敗。
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カネロは3回、左を打ち合った直後、強烈な左フックをベルランガの顔面に着弾。ベルランガは尻もちをついてダウンし、悔しそうに両グローブを叩いてすぐに立ち上がった。立て直したベルランガが試合中にカネロに何か言葉をかける場面も見られた。判定は117-110、118-109、118-109でカネロの圧勝だった。
X上では海外記者も次々と速報。米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者は「なぜこれが全ラウンドカネロ勝利にならないのかよく分からない」と投稿。米専門メディア「ボクシングシーン.com」のクリフ・ロルド記者も「ベルランガに複数ラウンドを与えたジャッジがいただと?」と驚き。それほどカネロの強さが際立った試合だったようだ。
カネロは権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンドで王者になった経験を持つ名手。2021年にスーパーミドル級4団体統一に成功したが、22年のWBA世界ライトヘビー級タイトルマッチでスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に0-3で判定負け。その後はゲンナジー・ゴロフキン、ジョン・ライダー、ジャーメル・チャーロ、ハイメ・ムンギアをいずれも3-0の判定で下していた。
ベルランガはデビューから16戦連続1回KOという驚異的な記録を持つ逸材。2020年には「ボクシングシーン.com」の年間最高プロスペクト(有望株)にも選ばれていたが、ここ6戦ではKO勝利1度だった。
(THE ANSWER編集部)