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自転車競技公式サプリから禁止薬物 選手が憤る裏に厳しい検査事情?

日本自転車競技連盟が公式スポンサー契約を結ぶ健康補助食品販売会社「梅丹(めいたん)本舗」の2製品から、WADA(世界反ドーピング機関)が禁止薬物に指定するたんぱく同化ステロイドが検出された。選手側からは「日本連盟の審査が甘い」と、戸惑いを通り越して怒りの声が上がっている。

「日本連盟の審査が甘い」との声も

 日本自転車競技連盟が公式スポンサー契約を結ぶ健康補助食品販売会社「梅丹(めいたん)本舗」の2製品から、WADA(世界反ドーピング機関)が禁止薬物に指定するたんぱく同化ステロイドが検出された。安心して飲めるはずの公式サプリに禁止薬物が含まれているのは、まさに前代未聞。選手側からは「日本連盟の審査が甘い」と、戸惑いを通り越して怒りの声が上がっている。

 選手が憤る理由は、厳しいドーピング検査に応じる義務を果たしているからだ。競技後に検査を受けるのは当たり前で、それだけでは済まない。JADA(日本反ドーピング機関)の抜き打ち検査に応じられるように、1日の居場所や予定を細かに報告しておかなければならない。検査員は報告に基づいて昼夜問わず検査に訪れ、朝5時に自宅の呼び鈴が鳴ることもある。仮に間違った予定を報告して抜き打ち検査を受けられなかった場合でも、容赦なく「検査拒否」とみなされてしまう厳しい制度だ。

 昨年11月には、ロシア陸上界で大規模なドーピング違反が発覚。男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)は「みんな大変な苦労をしながら検査を受けている。今後チェックがさらに厳格になれば、選手の負担も増してしまう。本当に不愉快」と懸念を示していた。

 自転車界でのドーピング問題は連盟の手落ちによる部分が大きいが、本件をきっかけに選手への検査体制が強化されるようなことになれば、競技以外でのストレスを増やすことにつながりかねない。選手が安心して競技に専念できる環境を作るのが統括団体の仕事。わずかな甘さも決して許されない。

【了】

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