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山口茜、2回戦負けの翌週に7か月ぶりV “V字回復”に見た成長「吹っ切れた」

16強止まりの翌週に久々の優勝「吹っ切れた部分もあったと思う」

「自分からどんどん攻撃を仕掛けるというよりは、我慢して長いラリーをしていけば、相手は2週連続の決勝だったので、体力面では有利かなと思っていた」と冷静に対策を立てていた一方で「ショットが多彩で、どういうショットを使って来るか予測をするのが楽しいし、利用したり、打たせないように範囲を狭めたり。難しいところでもあるけど、考えることが楽しい」と相手の強みを、楽しみに変えるポジティブな姿勢で乗り切っていた。


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 久々に8強入りを逃した翌週の優勝。山口は「ベスト16で終わって吹っ切れた部分もあったと思う。フランスでは、思い切って自分のプレーを出していこうと結果にこだわらずにやれたことが(優勝に)つながったと思う」と話した。

 結果を怖がらずに挑み、思い切りの良いショットで世界を驚かせる姿こそ、山口の真骨頂だ。19歳でリオデジャネイロ五輪に出場した2016年以降も着実に成長し、今季は世界ランク1位も経験。しかし、3月以降は決勝に進めず、アジア大会では団体戦でエースの座を託される形になったが1勝も挙げられず苦しんだ部分もあった。より上位で安定した成績を収めるための課題は残されているが、久々に持ち味発揮でタイトルを獲得し、笑顔の帰国となった。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)




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